ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。
by 草子
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はじめて日本で
ハクチョウの餌づけに成功した瓢湖
と
穀倉地帯の
大きな水瓶でもある福島潟
瓢湖と福島潟を往来するハクチョウが
周りの水田で
休んだり
落穂や稲の根を食べているのは
見慣れた風景だ
誰も構わないので
そこそこ人馴れしていても
一定の距離まで近づくと
やはり警戒心がはたらくようで
そそくさと離れていくのが可愛らしい
初冬の晴れた日
畑をするひともハクチョウも
陽を楽しんでいる
昨年あたりから
おわりへ向けて
はじめているつもりなのだが
なかなか思うようには運ばない
スパッとおわれないものか
おわらないと
はじまれない
あーくるしい
問題はそこだ
季節の行事がわりと好きなのは
そういうことをやる家に
生まれ育ったからではないかと思う
決まった日になると
台所に集まって
ワチャワチャと
団子やおはぎをまるめる楽しさよ
糯米や赤飯をふかすときは
蔵から出してきた羽二重釜をかまどにかけ
もみがらなどを焚いて湯を沸かす
蔵をさがせば今も
そんなモノモノが眠っているかもしれない
買った七草セットで
七草粥をつくってはみたが
なんだかつまらない
こどものころのように
摘み草からやらないと
つまらないのだということに
今さらながらハッとした
閑だと
手間のかかることをしたくなる
どういうわけなのだろうか
昼くらいに
雨から雪に変わった
ここしばらくは暖かく晴れていて
雪国のくせに
これはないだろうと
喜びながらもいぶかしく思いつつ
青空を懐疑的に見ていた
屋根に 車に 地面に
もくもくと積もっていく
やっぱり信用できない
ラクな冬なんてないのだ
被害の多い地区に住むひとが言っていた「電柱がすこし傾いただけかと思っていたら」「家も全体的に傾いているみたい気のせいかもしれないけど」
1995年4月1日震源地付近にわたしは居て避難も後片づけもあのときは暖かさに救われた
それからの地震のときは星空がやたらきれいでその後の地震では紅い蔓薔薇が咲いていた
なにをするにも雪さえなければラクなのにラクでありさえすればよいのかどうかはべつとして
早起きまでして
歩いて朝ごはんに出かけたまではよいのだけれど
帰ってきて
そのままパタンと眠ってしまった
眼が覚めたら外は薄暗く
6時間の昼寝?をしてしまったらしい
猫に起こされた
なにか
やらないとなあ
これをやりました
と言えるようなこと