ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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鮭の焼き漬け




晩秋から冬にかけて、産卵のために遡上するシロザケ。
いわゆる、昔ながらの川鮭は、
脂がのっておらず身がパサパサしているので
このごろでは見向きもされないが、
市場価値の低いこの川鮭こそが、
わたしにとっての〝鮭〟なのだろうと思っている。


塩を振って身をしめた川鮭を焼き、
甘辛い醤油だれにジュッと浸けた「焼き漬け」は
もともとは冬の保存食だった。
日持ちさせようとすれば、味が濃くなるけれど、
今は、それではしょっぱすぎるので、
酒や出汁で薄めたり、庭の柚子を搾ってみたりする。

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この冬は鮭が戻ってこなかったそうで、
値段うんぬん以前に、川鮭が手に入らなかった。

それでも「焼き漬け」がないのは寂しいので、
なんとか、それらしき鮭を買ったところ、
サクラマスのような身の具合で、おどろいた。

「焼き漬け」は脂っ気の少ない川鮭でなければいけない。
ふわっと脂がのってやわらかく、
高級なサクラマスのようでは、もったいない。

鮭は鮭でも、外海を回遊しなかった、過保護な鮭だろうか。
シロザケまでもが養殖される時代になったのかなあ。




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Commented by cocomerita at 2017-01-27 18:42
ああ、美味しそう、、
これに美味しいご飯と美味しいお味噌汁があればもうそれだけで 充分なご馳走ですね
、、と 溜息

草子さんのお料理からは草子さんのお人となりが伝わってきます
なんと言うか、、 言葉では言い表せない 味わいと言うか、品の良さが、
(品の良さって言葉は好きじゃあないんだけど、お行儀の良さと言った方がいいかな、、、) 豊かな土の誠にいい匂いと共に伝わってきます

Commented by green-field-souko at 2017-01-29 09:52
■junkoさま お返事が遅くなって、ごめんなさい。
junkoさんのご想像の通り、鮭の焼き漬けで食べると、白いごはんが進むこと進むこと。
市販もされているから、いつか新潟にいらしたら味見してみて。
てか、冬にうちへ寄ってくだされば、ごちそうさせていただきますわよ~

褒められすぎで恥ずかしい! でも、ありがとう。
母や曾祖母の思い出の料理の記録として、「そうるふうど」カテを立てています。
ずいぶんUPしてきたので、ダブっているのもあるけど、
チェックするのも面倒くさく、すみません、かまわず続けています(笑)

by green-field-souko | 2017-01-25 10:31 | そうるふうど | Trackback | Comments(2)