ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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繭玉かざり



昨年、暮れのうちに
囲炉裏端にムシロを敷いた。

繭玉かざり_c0145183_11201389.jpg
しょっから鍋を自在鍵に吊るして、
火鉢や煙草盆もしつらえて、
あったかい風景になった。



それから、小正月の餅花。
あるいは繭玉飾り。
時代や地域でさまざまありすぎて
これとは決められず、
結局シンプルになったとか。

繭玉かざり_c0145183_11201853.jpg
天蚕の繭みたい。
清々しさが
展示したひとに似ている。
翳まで美しいのだから。





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Commented by myurinm at 2019-01-24 17:46
こんにちは。
更新があって、お元気そうで良かったです。
餅花ですか。。懐かしいです。子供が小さい時に飾っていました。
作り物の餅花でしたが。
私が思っている餅花とまた違うのでしょうね。
でも何だか落ち着く風景ですね。

雪はどうですか。
インフルエンザは大丈夫ですか。
Commented by horopyonn-0624 at 2019-01-24 21:20
癒しの風景ですね。。。
囲炉裏の炎と、時々パチッとはじける炭の音が聞こえてきそうです。。。
Commented by chiwari-yuki-y2 at 2019-01-25 17:43
今朝、岩手県平泉の道の駅で、同じようなお飾り見ました。
その写真を撮っていたら、お掃除の準備をされていた女性スタッフさんが、
すごーくにこにこしながら、「おはようございます」って挨拶してくれて、
一日の始まりが気持ち良いものに…^^
実はそのすぐ後、朝にこの記事見たのです。
あ、これだ~同じだ!って、
良い朝に、もうひとつおまけのプレゼントもらったみたいな気持ち^^
餅花、繭玉…小岩井農場へ行った時は、みずき団子って書いてありました。
草子さんの繭玉は、とても美しいです。
ほんと、影まで美しいですね。飾ったのは女性かな?

しょっから鍋って、鮭の鍋なんですね。囲炉裏、あったかいですね、
鍋からは湯気が立っているんだろうな~
ここに座って、ほんとにしょっから鍋、食べてみたい。
Commented at 2019-01-25 17:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by green-field-souko at 2019-01-27 07:43
■みゅリンさま こんにちは^^
なかなか更新できず、また、おじゃまできず、ごめんなさい。
餅花は地方や家々によって、大きく違いがあるようです。
佐渡のある地域では、お正月サイズの角餅を棒に刺していました。
素朴な信仰が伺えて、これは古いカタチなのかなと思いました。

ここ数日、気温が下がっていますが、積雪はさほどではないです。
そうそう、インフルが流行っているそうですね。
おかげさまで今のところなんともありません。
みゅリンさんも気をつけてくださいね。
Commented by green-field-souko at 2019-01-27 08:29
■ぎんネコさま
ありがとうございます。
とあるスタッフ氏は「おれはここが、いっちゃん(一番)好きだー」と言って
ちょこちょこ和みに来ているとか。落ちつけるのかしら?

うんうん、猫の背中はベジェ曲線ですね。ふふふ♡
はやくカメラが直ってきますように。
Commented by green-field-souko at 2019-01-29 11:10
■yukiさま お~、同じでしたか♪
当たり。飾ったのは女性の学芸員さんです。
心身スラリとシェイプされたような、清々しいひとなのです。

長岡寺泊の場合、いわしのしょっからになります。
春に大量に獲れた昔は、いくつも樽に塩漬け保存しておいたそうですよ。
そのまま焼いたものはものすごく塩辛く、舐めるようにして食べると
一尾で3食も間に合ったそうです。

しょっから鍋は、大根おろしと葱と酒粕で、すこしの塩いわしを煮たものです。
熱いのをごはんにかけてかっこむとおいしかったそうですが、
独特の風味は好き嫌いが別れるかもしれません。

囲炉裏端でしょっから鍋を食べるイベント、よいですね!やりたいなあ。
資料館内は虫やネズミを誘うので飲食NGだから、どこかべつの場所で。
館内の撮影は自由にOKです。
Commented by green-field-souko at 2019-01-29 11:10
■2019/01/25 17:59の鍵コメさま
うーーーん、どうしてなのでしょうかねえ。
そのように立派な考えがあるわけではまったくなく、なんとなく、ですね。
興味がないとでも言いますか…そう!!そうなのです。興味がない。これだ!

すでに前世で徳を積まれていらっしゃるのですよ。
そのぶん今生では、心わずらうことなく暮らせ、と。きっとそうです。

お手紙(?)ありがとうございます。嬉しいです!
Commented by buribushi at 2019-02-06 22:43
18年7月5日の記事にコメントしましたが、半年も前なので、ここに再録させてください。

カテめしのカテは加える、かててくわえて のかてかと思っています。(私ルーツは北魚沼です)。
粃のような、しなの落ちる米はイリゴと言っていましたね。語源は分かりません。
粉にして、干してあったヨモギを戻したのと一緒に餅に搗き込み、イリゴ餅と言いました。
朝、囲炉裏で焼いて、ゆるい雑炊を掛けてたべるのです。
お好きな本にわたしの好きな本がありました、銀の匙。富士日記。広辞苑^^
民俗調査ハンドブック 注文した処です。
81歳おばーです。
Commented by green-field-souko at 2019-02-10 09:56
■buribushiさま
お気遣いをいただきまして、ありがとうございます。
それでは、わたしも、こちらに同じお返事を念のため以下に。
----------------
お返事が遅くなりまして、申し訳ありません。
いろいろとご教授いただきまして、大変ありがとうございます。

不勉強で恥ずかしいのですが、エイッ!とお尋ねします。
「かててくわえて」の「かてて」は、どのような意味なのでしょうか。
モノや行為行動が失われると言葉も失われるそうですが、
民俗に関わらなければ、
カテ飯の存在も知らなかったであろう精神の貧しい世代です。嗚呼。

民俗調査ハンドブックは届きましたでしょうか^^
のちほど、そちらに、お邪魔させてください。
よろしくお願いいたします。
Commented by buribushi at 2019-02-10 18:48
>かてる
「加える」意味かと思って使ってきた言葉です。
大根をカテた大根飯、大根菜をカテた菜飯。何によらず混ぜたのはカテめし。
でも、ご馳走感のある五目飯は「しょっからまんま」(塩味のごはん、の意)で、カテめしはあくまでも増量のために何かを加えたご飯(魚沼で)。
子どもの遊んでいるところへ子どもを連れて行き、「ねら、この子もかててやってくれや」とも言いました。私はカタレなかった子どもです。ねら、はお前たち、です(魚沼)。
民俗調査の本、2冊取り寄せましたが、どちらも字が小さい!寝るとき読むには適さないかも、です。
民俗、というと、宮本常一は好きでわりに多く読んでいますが、ノウハウの本ではありませんね。(当方活字中毒者;)
煮菜も魚沼は野沢菜、長岡地区は体菜、御地
では大根菜、県内でもさまざまなんですね。
野沢菜は漬け菜で食べ、煮ても食べる。体菜は煮菜にするための保存漬けらしく、塩たっぷりでそのままでは食べられません、結婚してから知りました。
話が尽きません(当方おしゃべり);;

たった今、広辞苑見ました!
糅てる(混ぜ合わせる)
糅て飯(米にほかの者を混ぜて焚いた飯。
糅てて加えて(その上に。更に。普通良く無い事が重なる場合に言う)ですって。私も正確に知ったのは今が初めてですm(_ _)m




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Commented by green-field-souko at 2019-02-11 10:12
■すばるさま ご教授ありがとうございます!
「ねら」は北蒲原でも使われていました。ね等なのですね。(ね、は何だ?笑)カタレなかったのはわたしも同じで、隙を見て家に帰り音を立てないようにしていました。かててやってくれやと頼まれた年上の子は、取り逃がして困ったかもしれないですね。

宮本常一さん(敬愛を込めて〝つねいっちゃん〟と心で呼んでいます♡)のご本はまだそれほど読んでいないのですが、3年前だったかに山古志の調査に入れてもらった時、地元のおじいさんが、ここを訪れた「宮本先生がおっしゃられたこと」を今も誇りにしているのを強く感じました。つねいっちゃんはすごいです。

煮菜、粮飯…北魚沼の日常生活や冠婚葬祭。すばるさんの子ども時代の思い出話などを、いつか、お聞きできたらいいだろうなあ。記録の虫がわたしのおなかのあたりでムズムズしています^^
by green-field-souko | 2019-01-24 11:37 | とるに足らないモノコト | Comments(12)