ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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夜中の読書

 仕事はどうせ月曜に送ればいいんだから。
 なんて、自分に言いわけをしながら後回し。読んでいるのは、文芸書でなくて年表だから、読むというのとは、ちょっと違うかもしれないけど。


 「これ」というものを、わたしは持っていないなあ、と思う。知識、教養、常識、いまやっている仕事だって独学でしかないし、国家資格とかも持っていないし。まあ、だいたいがそういう業界ではあるのだけれど、そのせいか、なにをやるのでも、足りない足りないとマイナス思考に陥ってしまう。自分に自信がないのだ。

 ふわふわ遊び暮らしてきたわけじゃないけど、死ぬほど努力をしたこともない。なにかを成し遂げた経験すらない人間が、自信を持てないのは当然だ。

 傍目には、もしかしたら、十数年もフリーランスで仕事をして食ってきた姿だけが見えているのかもしれないけど、そんなのは最低限のレベルで、単なるルーティンワークでしかない。ターゲットや戦略があるとして。わたしの武器は、いったい、なんなのだろう。これという決め手がひとつも、ない。この事実には、けっこう愕然とさせられる。


 そんなことばかりが頭に浮かぶので、年表がちっとも先へ進まない。
 コーヒー淹れよかな。これから寝ても仕方ないし。
Commented by seechan2525 at 2008-04-19 15:49
人間誰でも「これ」と言うものを自覚出来ている訳ではないと思います。うまく言えないけど、草子様にはその洞察力と省察力、そして写真に現れている素敵な感性があるじゃないですか。
十数年もフリーランスでやって来れるって言う事の方が、常にどこかに所属していた私には素晴らしいキャリアに思います。
でもそうやって悩んだり愕然としたりするから、人間って成長するんでしょうね。私も日々愕然です。ガクガク、ゼンゼンだぁ。。。←おバカ
Commented by green-field-souko at 2008-04-20 05:47
■シーさま ありがと。わたしも「ガクガク、ゼンゼン」で行こうっと♪
自分の痛いところを見られないようじゃ足りないなあ、と思ったの。
by green-field-souko | 2008-04-19 04:31 | 日々の照り降り | Comments(2)