ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ:畑でわたしは考える( 309 )



9月に初めて草刈り機を
おそるおそる扱ってみて、


これはイケる!
素質あるかも?
などと内心ちょっぴりだけ
自画自賛していたわたしは、慢心を思い知る。


先日、畑に居たら、
近所のおじさんがニコニコやってきた。
「あのなー」
「黙ってやってしょもで、わーりかったんだども」
はい?
「草子ちゃんのあっちのうちな」
はい?
「あんまひんでんで」
「おら草刈ってやったよー」
!!!




要約すると、
わがやの古い空き家の庭が
あまりにも荒れていたのを見かねて、
事前承諾なしでわるかったが
草刈りをしてくださった、と。




なんて、やさしい、おじさん、ありがとう!
ペコペコお礼を言いながら、わたしは思った。


もしかしたら、
客観的に、
見ていられないほどのへっぴり腰だったのだろうか。

ううむ…





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2017-11-03 09:21 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(4)

芋まつり




今年のさつま芋は「紅はるか」だけ。
一昨年まで紫芋にはまっていた師匠の気分が変わったらしい。
芋や豆や南瓜といった(師匠の好きな)野菜の品種は、
当然ながら師匠(の独裁力)によってセレクトされるのである。


10月1日、丁稚も呼ばれて芋を掘った。
つるをたぐり、引き抜き、芋を探り当てる。
汗だらだら。気温の下がらない秋。

c0145183_08122294.jpg




師匠の好きな「芋ふかし」、シンプル。

c0145183_08123127.jpg

どちらかというと芋が苦手な丁稚は、
素揚げして、蜜をからめて「大学芋」に。

c0145183_08123821.jpg

ほめられてその気になり、
大学芋にバターソテーしたりんごもプラス。
「りんご大学芋」とでも言いましょうか。
カラメルをもっと焦がせばよかったかな。

c0145183_08124371.jpg

しかし、丁稚は、芋よりも茎が好き。
「いもづるのきんぴら」だけで、ごはん、おかわり。
さつま芋の茎の柔らかいところを採り、
多めの油で炒め、酒、醤油、味醂で調味するだけ。

c0145183_08124885.jpg

おもしろいもので、
「紅はるか」のようなおいしい芋は、茎までおいしい。




掘った芋は、紙の米袋に入れて保存する。
芋好きの師匠はすぐに食べるし、それでもよいのだけれど、
もっと寒くなるまで寝かせておくと、芋はうんと甘くなる。
そうなると、蒸かすだけで、蜜が滲み出す。

芋の表皮に滲み出した蜜は
たらりと鍋底に溜まるので、
あーんしてと芋ですくって舐めさせてやると、
小学生の甥が、もじもじしながら嬉しそうに笑った昨年。

あ。ハル(甥)を忘れていたよ。
来年は芋掘りを頼もう。


秋の陽を受ける畑は、居るだけで、なんかシアワセ。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2017-11-03 08:16 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(0)

畑報告



この秋は、3日おきくらいに雨が降ってくれたので、
かつてないほど発芽がよかった。
わたしは暇さえあれば、なっぱの間引きをやっていた。

机に向かっていても、間引きが気になり、
本業あとまわしで畑に行くほど、
どれも、これも、ぐんぐん育つものだから、
友人知人にもらってもらい、「ありがとう、助かる」なんて言ってた。



これは9月20日の畑。

c0145183_15535486.jpg


これは10月22日の畑。

c0145183_15535936.jpg


品種で数えると、軽く50種類以上はあるかな。
もっとかな。

今ちょっと楽しみにしているのが、ビーツ。
以前、蒔いてみたものの、育たなかった。
今のところ順調なので、
うまく収穫できたら、ボルシチをつくってみたい。


c0145183_15540582.jpg




にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村

by green-field-souko | 2017-10-30 16:08 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(8)

草刈りの日



雑草退治には、つねに、膨大な時間と労力を費やしてきた。
除草剤を撒かないと決めているので
納得のうえではあるが、
トータルで一反オーバーの面積の表土を
明けても暮れても小鎌で撫で尽くさなければならないことが、
いいかげんイヤになった。

師匠は体力気力が落ちるお年頃。
丁稚は本業で時間不足だし、この夏は二度も熱中症に倒れた。
イヤというよりも、これはもう限界。

あきらめて除草剤を撒きましょう、と師匠はついに言った。
だがしかし、ちょっと待て、かーちゃん。
丁稚が、草刈り機を使ってみようではありませんか。
うなる回転刃がおそろしくて、今までスルーしてきたツールではあるが、
もう、そんな生ぬるいことは言っていられない。

で、
草刈り機の講習を受けたというひとからやり方を教えてもらい、
実際に使ってみたら、これが、まあ、なんと便利な!

草子には無理と思われていた(らしい)エンジン始動も一発。
わたしは女子高生時代、エンジン付き模型飛行機にはまっていたのだが、
なんだあ、草刈り機も同じ空冷2サイクルではないですか。
微調整なんかはむしろ簡単。ないに等しい。

従来の小鎌除草では何日もかかっていたのが、
草刈り機だと、わずか3時間。
ここしばらく折れかけていた気持ちが復活しました。
まだまだやれるね、無農薬有機野菜づくり♡


来年の春は、堆肥化した雑草を畝に鋤き込もう。
もっと、ふかふかに、肥やすのだ。

c0145183_06183473.jpg
c0145183_06184455.jpg





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2017-09-09 06:21 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(10)

ヨモギ仕事



今年は特別、たくさんのヨモギを摘んだ。
ちょっとした秘密の場所があって、
そこには、やわらかいヨモギがわさわさ生えているので、
つい欲ばりな気持になってしまった。

やわらかい芯の部分だけを摘み取ったヨモギは、
持ち帰ったら、さらにやわらかい部分だけをちぎり、
重層を加えた熱湯で茹でる。
水気をギュッと絞り、小さくまとめて天日に干す。
干しあがると、紅花餅みたいになるので、湿気ないようにして保存。

c0145183_08531683.jpg


これをどうするかと言うと、
笹だんごの生地に練り込むのである。
よもぎ率が高いと、笹だんごは色よく香り高く、おいしい。

笹だんごは手間がかかる。
面倒くさいので、自宅でこしらえる家も今では少なくなったし、
このあたりでは技術の継承も、ほとんど途絶えているのではないだろうか。
うちは師匠がつくるひとなので、
今でも買うことはせず、たっぷりよもぎを入れて手づくりをする。

笹だんごづくりの継承。
畑仕事も含め、そろそろ、ちゃんと習得しなければ、と
気持ちだけはあるのだけれど。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2017-05-07 08:54 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(4)

元旦



あけまして、おめでとうございます。
2017年もどうぞよろしく、お願いいたします。

酉年なので、軍鶏で、ごあいさつ。

c0145183_14592260.jpg


この子はもう、うちには居ない。
ほかの子もみんな、暮れのうちに居なくなった。
100mは離れている軍鶏小屋まで、雪の中を朝夕歩いて世話に通うのが、
とーちゃんは腰痛でできなくなってしまった。

手ばなしたとはいえ、調子がよくなれば、
とーちゃんは春雛で復活するつもりでいるし、
もう一年分くらいの自家製鶏糞肥料はストックしてあるので、
畑のほうは当面、大丈夫なのだけれど、
どうせなら来年から玉子と肥料用に
地鶏でも飼おうかと思ったりする元旦です。




にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2017-01-01 15:16 | 畑でわたしは考える | Trackback

食べられない、の基準





夏が暑すぎて。雨が降らなくて。
秋になっても
なかなか気温が下がってくれないので、
畑では、葉っぱをかじる虫が大発生。


c0145183_20473440.jpg


こんなのは、ぜんぜんマシなうちで、
葉脈だけにされた葉っぱが、ほとんど。


こんなにひどい年は初めて、今までなかったことだ、と
畑で会うひとはみんな
嘆き、呆れ、諦めつつ、種を撒きなおす。


c0145183_20475213.jpg


葉っぱだけでなく、ラディッシュもやられた。
もったいないので
傷んだ部分をよけて食べることにする。

c0145183_20475634.jpg


虫食いだらけの野菜。
うちではふつうに食べるけど、虫ぎらいのひとには
身の毛のよだつシロモノなのだろうな。

薬剤と化学肥料に頼らずにやってきたが、
今年だけは、さすがに、
すこしだけ使ちゃおうかな、と気持ちが揺れた。

すごく揺れたが、
でも、使わなかった。

こんな器量の野菜でも
楽しみに待っていてくださる方だっているのだから、
もうしばらくは頑張るのだ。


c0145183_20471883.jpg


無農薬有機野菜は、付加価値やトレンドじゃなくて、
いろんな意味で商売にしたら成り立たない
とても個人的で主観的な、
もしかしたら依怙地で意味のない選択なのだろうけど。



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2016-10-16 21:38 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(2)

玉ねぎ収穫



6月の乾いた日に、玉ねぎを収穫する。
c0145183_2274827.jpg

玉ねぎもほかの野菜と同様、
雨の後がみずみずしいのだけど、
これから春先まで
常温で保存しながら食べていかなければならないので、
かびの原因となる水気は大敵なのである。

タイミングを逃すと梅雨に入る。
そうなると、晴れ間を待っても、そうそう畑は乾いてくれず、
畝で玉ねぎが腐っていく、なんてことも起こる。

今年の収穫量は、リヤカーに山盛り4つ。

親戚や友人に分けてもなお余り、けっこうな量を土に還したので、
師匠は昨年よりも栽培量を減らした。
c0145183_2281853.jpg



このあたりで畑をやっているひと(おおむね年配)は
玉ねぎなんて大抵つくっているし、
幾らもしないので、若いひとはスーパーで買ってくる。
やり場がないといえば、ないのだなあ。
それでいて、日本は食料自給率が低い、などと言っているのだから。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2016-06-04 22:10 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(10)

底を打ったか端境期


苗の保温と風よけをどうしようか、と考えていたら、
畑のお隣りさんが肥料の空き袋を「もってげ」と言ってくれた。
うちはこういう袋のストックがあまりないので、ありがたくいただく。

こんな感じでいいのかな西瓜?(←師匠作)
c0145183_6501289.jpg

c0145183_651312.jpg

風が吹いたら飛ばされそうに見えなくもないが、
飛ばされたら、拾ってきてやり直せばいいだけのこと。

いやあ、畑に居ると、人間、気持ちに余裕が出てきますね。

できるだけビニールマルチは使わない方針なのだけど、
か弱いメロンなんかには使ってみたりする。
c0145183_6515041.jpg

玉葱も太ってきました。
昨年はトウ立ちしたり、小粒で辛い新玉葱にがっかりさせられたけど、
今年はなかなかよくなりそうで嬉しい。
c0145183_652965.jpg

春キャベツも巻いてきました。
c0145183_6522175.jpg


このあと雨になる。
雨が上がったら草とりに来るように、と師匠。
早く本業を終わらせよう。雨模様のうちに。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2016-05-10 23:34 | 畑でわたしは考える

今年の畑事情



畑からの帰り、
運転しながら見たバイパスの温度計は30℃。
どうりで暑かった。
空は青く、風は強く。もう夏なんだなあ。
c0145183_20433441.jpg




で、今日は、気にかかっていた畑の草とりをした。
もう、とっくにしていなくちゃいけないのに、
今ごろ、ようやく、今シーズン初めて。

昨年秋に、できるだけ「根っこ」を引き抜いていたせいか、
スギナやヨモギは少なくて、
ハコベとカラスノエンドウが多く、作業はラクだった。

今年から、畝間と通路を広めにとることにした。
師匠の足元の安全確保のためである。
農薬を使わず、シャモのオタカラの有機肥料をメインに、
うちの畑は続いているのだけれど、
ほとんど人力が頼りのやり方なので、
つまづいて師匠にケガでもされたら完全に、畑が成り立たなくなる。

畝間や通路を広くとるということは、当然、畝の面積が削られる。
畑が減る気がしたのだろうか。
師匠はなかなか、うんと言わなかったが、
あるとき、丁稚のほうがたまたま、寒冷紗を留めた石につまづいて転び、
「だれよ!こんなところに石を置いたのは!」(←師匠しかいないが)
「あーーー痛い痛い痛い痛い」(←たいして痛くなかったが)
「わたしだから平気だったけど、かーちゃんだったら絶対ケガしてるよ」(←根拠はないが)
「安全のため、今年から畝間と通路を広くとるからねッ」
ということに、強引にしてしまったのであった。

畑が減ると言ったって、毎度、食べきれずに土へ還しているくらいだから、
別段、なんら、野菜事情が変わることはない。
近年、すこしばかり足腰が不安定になってきた師匠にケガされるほうが困る。
転ばぬ先の杖、なのである。(←心配しすぎという声もあるが)



丁稚を待ちきれなかったらしく、
さまざまの野菜苗はすでに、師匠によってきれいに定植されていた。
蕪なんぞは間引かないといけないくらいの成長ぶり。
「あしたは里芋を植えなくちゃ」
「忙しかったら来てくれなくていいわよべつに」
いやいや、行きますよ、クビにしないでください師匠。


フェンネルが込み合い、ムレが心配なので間引き。
サラダにしようか。スープがいいかな。
あーーーいい香り。土の匂いもあいまって。
c0145183_2043475.jpg



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 半ひきこもりへ
にほんブログ村
by green-field-souko | 2016-05-03 20:45 | 畑でわたしは考える