ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子

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ごあいさつ

いつも、あるいは時々、たまに、〝辺境のへっぽこブログ〟においでくださっているみなさま。
コメントをくださる方、そっと見守ってくださっている方、(うっかり間違えてアクセスしてがっかりした方も)この一年、ありがとうございました。

一年以上もブログが続くとは、じつは、自分では思っていませんでした。途中、アクセス数が励ましになったり、反対にやる気が失せる材料になったりもしましたが、結局はコツコツUPしていく楽しさが好きなのだと思い至りました。わるい癖です。仕事ではないのだから、ノルマも、目標達成も、上昇志向もなく、平穏にマイペースです。

日々、世の中や周囲に流されていると、居場所がないように思えることがあります。居場所は自分でつくらないと手に入らないのを知りつつ、ずいぶん長いこと、暗いトンネルの中に、わたしはうずくまっていました。力尽きていたのです。

そんな状況のなかで、這いずるようにして、はじめたブログでした。
でも、もう、トンネルから(たぶん)出たのだから、すこしずつ、つぎの段階へ行きたいと思います。具体的にどうのということではありませんが、備忘録として、きょうの気持ちを記しておきます。

みなさまにおかれましては、どうぞ、よい新年をお迎えになられますように。
お幸せでありますように。ありがとう。心から。
by green-field-souko | 2008-12-31 10:58 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(24)

百合根と銀杏のあんかけ

下ごしらえしたお正月食材から、好きなものをちょっとくすねて、「百合根と銀杏のあんかけ」です。ソフトボール大の立派な百合根、水原市場で3個900円でした。高いけど安い。喜んで購入。

茹でた百合根と銀杏に、ぎんあん(昆布かつおだし・塩・醤油・みりん・葛粉)を、とろりとかけただけ(あんが少なくゆるかった…ちょい失敗)。百合根も銀杏も大好き。こんなのを、純米酒といっしょに、ちょこちょこっと出してくれる、こじんまりとした気軽なお店があるといいのになあ。
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by green-field-souko | 2008-12-31 06:43 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(8)

ポッポ焼き

市場で売っていた「ポッポ焼き」。「蒸気パン」と呼ばれるほうが、かつてのこのあたりでは一般的でしたが、いつのまにかポッポ焼きに駆逐されてしまったようです。新潟市と下越地域(地図の北のほう)限定のお菓子だそうです。
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ホットケーキみたいな生地を、細長い型に流し込んで焼いただけ。ほんのり黒砂糖の風味がして、ほの甘く、蒸しパンに似ています。もっちりとした素朴な味です。お祭りの夜店にも必ず出ていて、店によって微妙に味が異なるので、好きなひとはひそかに、「毎年、入口から何件目の、あの店のポッポ焼き」と決めていたりします。

水原市場で売っているひとは、和菓子職人さんみたいな白衣を着た、無口なおじいちゃんじゃなくなっていました。そのお孫さんくらいの年齢の女性でした。ポッポ焼きも、黒砂糖の風味が薄く、ふわふわで軽い食感に変わっていました。昔のものばかりがよいとは言わないけれど、懐かしさを差し引いても、やっぱり昔のほうがよかったな。
by green-field-souko | 2008-12-31 05:39 | そうるふうど | Trackback | Comments(2)

暮れの市

阿賀野市の水原地区(旧水原町)には、4と8のつく日に、天長山に沿うようにして露店市がたちます。天長山といっても、山ではなく、瓢湖を掘った際に出た土を盛ってできた、小さな丘です。

きょうは30日で4も8もつきませんが、今年最後ということで、燃えるごみ収集と同じく、定期日に関係なく市は開かれます。そして、もちろん客は、お正月用品の買い出しに出かけるわけです。

混むと身動きできない例年なので、今年は早めに出かけてみました。店はこんな感じです。
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おなじみの、ごぼう屋さん。長いすりこ木みたいな、極太ごぼう3本で300円。細いごぼう1束と、長芋2分の1本で500円。土ごぼうもあります。むろん掘りたて。安いです。店々では、魚介、乾物、たらこ・すじこ、切花や鉢植え、種苗、餅や小豆、荒物、服、ポッポ焼き、履物、夏場は金魚やドジョウ(ドジョウのほうは食用)、冬場は鯉や寒鮒(どちらも食用)などが売られます。バナナ16本で200円。どんなひとが買うのか、枕大のこんにゃくが400円。
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「どうみても、今年は盛りあがりに欠けるね」と、かーちゃん。
「いつもの華やぎがないね」と、妹。
そういうわたしたちも、花をがまんしたり、新巻鮭をあきらめたり、ケチケチ・モードです。

お店の並びも、櫛の歯が欠けたように、ところどころスペースが空いています。そこが、おじいちゃんのお店だったりすると、病気や引退でなければいいなあ、と心配になります。

なんだか、拍子抜けしたような、へんな感じの暮れの市でした。世界不況のせいでしょうか。
by green-field-souko | 2008-12-30 23:00 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(2)

ほ~っと柚子

白菜を本漬けにするときに、ちょっとくすねた柚子の薄切り。
はちみつ少々とカップに入れて、熱湯を注ぎます。ちょっと喉がカサつくので。ここまできて風邪をひくのは、くやしい。

残した仕事が気になりつつも、気ぜわしさも気のせいにして、やっぱり、のんびり休んでしまう年末です。街も遅い目覚めのようです。静か。
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年内、メールはおしまい。年が明けてから考えよう。おしまいのまま、かもしれないし。
by green-field-souko | 2008-12-29 09:10 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(10)

白菜漬け

かーちゃんの畑からやってきて、ベランダに転がっていた白菜ひと株。
食べきれないうちに、しなしなになってきたので、保存を兼ねて漬けてみることにしました。こんなふうなちゃんとした漬物は、ほとんどつくらないので、不慣れですが、まあ、なんとか。

一昨日、下漬けした白菜から水が上がったので、けさは柚子と昆布をはさんで本漬け。
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昔、冬がもっと寒かったころは、大きな木の樽に白菜や干した大根を漬けました。それこそ家族総出で、庭先で漬け込むのです。白菜50個とか沢庵100本とか、すごい量ですが、それは雪国の大家族の保存食で、ひと冬中、食卓に登場したものです。

手伝わされるころは、寒いなかでの水仕事はつらいばかりでしたが、いまとなれば懐かしい思い出です。おかげで白菜の漬け方を覚えられました。覚えたところで、いまの時代、ほとんど役に立ちませんが。
by green-field-souko | 2008-12-29 08:53 | そうるふうど | Trackback | Comments(4)

小豆を煮る

ひとつかみだけ、かーちゃんからもらってきた小豆。お雑煮用のあんこをつくります。
あんこなんて、すこししか要らないのだから缶詰でも充分なのですが、せっかく畑で小豆をつくっているのだからと思い直して、つくることにしました。

一昼夜、水にひたした小豆を、一度、ゆでこぼして。あとはストーブに乗っけてコトコトひたすら煮ます。やわらかくなったら、2、3回に分けて三温糖を投入。かくし味に塩ひとつまみ。甘いものは苦手、でもしっかり甘くしないと、あんこにつやが出ないし日持ちもしません。う~んと悩んで、しぶしぶ三温糖を追加。
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めざすは、ゆるめの粒あんです。煮崩れてもかまわず、裏ごしする面倒も要らず、なので粒あん。

ちょい、味見。あー、とっても、お豆の味です。あんこの原材料は豆だったんだ、と実感する、ふくらみのある風味です。手間をかけると、かけた分くらいは、いいことがあります。
by green-field-souko | 2008-12-29 08:34 | そうるふうど | Trackback | Comments(4)

さつま芋と豚肉の煮物

冷凍庫を掃除したら、出てきた豚薄切り肉がすこし。これをだしに、さつま芋を煮てみました。
厚手の鍋に、さつま芋と解凍した豚肉を放り込み、ひたひたの水+酒・塩・醤油で煮るだけ。さつま芋が甘いので、甘味はつけませんでした。
アクくらいとれよ、という声が聞こえてきそうですが、忙しかったのよ。
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これは、かーちゃんの畑のさつま芋なのですが、ポクポクしたイモ類が好きではないわたしは、かなり消極的に消費しています。

ねえ、昔、ねっとりしたさつま芋があったよね? 白っぽくて、大きな鍋でふかすと、蜜が浮き出てきたあのさつま芋なら、芋ぎらいのひとでも喜ぶと思うんだけど。と、かーちゃんに言ったら、かーちゃん、呆れた顔をしつつ、
「ああ、タイハク芋ね。おいしい芋なのに、いつのまにか消えたねえ。種芋を売っていたら、つくってやってもいいんだけどねえ」と言いました。

ほほお。タイハク芋、ですか。さがしてみましょう。
by green-field-souko | 2008-12-29 08:14 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(4)

人情の装置

あわただしくて、2、3日たまった新聞を拾い読みしていたら、おもしろい社説を見つけた。

居候。衣食住の「食」「住」をなくした失意のひとに、緊急避難の手を差し伸べる〝人情の装置〟を江戸の社会は備えていたというのである。

かつての昭和恐慌では、失業者の多くが農村に帰り、家族身内のもとで、再起の時節を待ったという。


そっかあ。まえにちょっと書いたけど。
やっぱり ド田舎 なんだ。 

ド田舎に安定した仕事は、なかなかないけれど、緊急的にしのぐ場には、なれるのではないだろうか、と、ド田舎で横文字職業をやりつつ〝なんちゃって百姓〟をめざすわたしも思う。空家や耕作放棄された農地が、かなりあるもの。ド田舎のひとがみんな善良とは言わないけども、年寄りの仕事でも手伝えば、畑の野菜やおかずくらい、たぶんもらえる。いやいや、話し相手にでもなれば、「ごはん食べたかね、まだのようなら食べていかねかね」になる。

かわり、ネットカフェやゲーセン、ひょっとしたら徒歩&チャリ圏内にコンビニもないけどね。
by green-field-souko | 2008-12-28 15:57 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(6)

忘年会

ヨレヨレになっていたのを拾って洗い、以来、うちで静かに暮らしている、ボーちゃん。

昨晩は、忘年会のおよばれに、連れてってあげた。はじめての外出だね。るん♪


ここんちの生ビール、泡泡がすっげー、クリ~ミ~じゃないか。ぷは。
タン塩、カルビ、うま~い♪ だれだよお、焼けたハラミを取ってくれながら「はいっ、横隔膜」なんて言ってんのは。

ところで、ボーちゃんはモテモテ。写真撮ろうとしたら、隣りの席のやさしいおねーさんが支えてくれたし、いっしょに写させて~って抱っこしてくれた可愛いおねーさんもいたし、メタボおじさんにも遊んでもらった。楽しかったねえ、ボーちゃん。

みなさま、ボーちゃんまで、お世話になりました。来年も、よろしゅう!
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「世界中がこんなだから、来年はさらに大変になるでしょうが、心してがんばりましょう」の乾杯の挨拶。心するったって、がんばりようがないんだよね、構造的な不況だから。

でも、みんな、わりと明るく呑んでいた。とくにフリーランスの連中は。いままで何度も打たれてきた経験から、とっくに腹をくくっているのだろう。仕事を失ったところで、どうせ下支えや行政支援が、自分たちにほどこされるほど世間は甘くないでしょ、くらいに考えているから、文句も出てきようがない。だれかも言っていたけど、わたしたち、野良だもんね。


「ところで、じゃが芋さ。すっげー、美味かった、あれ、うめーよ。香りもよかった」
呑んでいたら、以前、味見用に進呈したじゃが芋を、スチールカメラマンが誉めてくれた。今年を締めくくる、最高の賛辞。来年はもうちょっといっぱい、畑に力をそそぎたい。

by green-field-souko | 2008-12-28 07:08 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(4)