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あられ豆腐


江戸時代(天明2年)に出版された料理本「豆腐百珍」が、
平成に再現されていたので、つい買ってしまいました。(←古文書を読めないひとw)
料理と解説は福田浩さん、レシピは杉本伸子さん、出版は新潮社。

豆腐料理100品が6等級に分けられ、
凡例にその分類と品評の理由が記されています。

調味料の分量が出ていないのも、気に入った理由のひとつです。
お菓子のように素材の原型が残らないものは、きっちり量る必要がありましょうが、
お惣菜系は、想像しながら「こんなものかな」と、つくるのが好きなので。



分類:尋常品のなかから「あられ豆腐」を、つくってみました。
用意するものは、揚げ油と木綿豆腐。
さいの目に切った豆腐を、水にひたしながら、ざるの中で揺すり、丸くします。
理科の実験みたいで楽しい。
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水気を切って、低めの温度でゆっくり揚げます。好みで塩を。
材料が豆腐・油・塩だけってのが、いさぎよくて、粋で、よいなあ。
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香ばしくて甘くて、大豆の香りがして、やわらかい塩豆といった感じかな。
そこはかとなく江戸テイストです。

けっこう豆腐の角が削れてしまいます。
うっかり水に流してしまいましたが、今度つくるときは、お味噌汁にでもします。
もったいないですからね~排水穴ネットが詰まるし~


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by green-field-souko | 2011-03-31 06:15 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(10)

もう、春なのだし、

この冬は、淋しくなかったし、わたし書かなくちゃ。


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by green-field-souko | 2011-03-30 22:51 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)


それほど、なにかやろうと、したわけじゃないけど。


あの夜、襲ってきた深くて暗い寂寥感は、なんだったのだろう。
そして、寒くて、たまらなかった。

咳がひどくて、胸もとが空洞みたい。酸素不足。
つかれた。
それでも、眠剤や抗生物質は、本能的に、いやなのだ。

甘夏柑、いい匂い。
空気が変わる。守ってもらっているのだろうか。ありがたい。

わるいけど、わたしはなにもできない。
自分をどうにもできない者が、他者を救えるわけがない。
相手を間違えている。

あすは、もっと、毅然としよう。このままじゃ、もたない。
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by green-field-souko | 2011-03-29 21:50 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)


被災地からケータイ。
泣いている。泣いて、泣いて、泣いている。いつもは強いひとが。
震災直後は「だいじょうぶだから」と気丈に言っていたのに。
長引く避難生活のストレスに、やられているのだ。

自宅に1キロのところまで、津波が押し寄せてきて、
ついでの買い物を頼んだ友達が、その1キロ差の向こうで波にのまれた。
用事を済ませ、帰る途中で流され、車の中で見つかった。
「わたしが買い物を頼まなければ。わたしのせいよ」
そう言って、また、泣いた。

亡くなった友達の旦那さんは、こう言ったそうだ。
「運命だから」
「(生きているときに)どれほど、あなたに助けてもらったか」
「あなただけでも無事でよかった」
「あなたが生きていればこそ、供養だって、してもらえる」

せつない。
こういうオッサンには、募金をあげたい。わずかばかりで、わるいけど。


一方、身を寄せているところで、あるオッサンに言われたそうだ。
「気持ちわるいから、出て行け」と。
疲労とストレスから帯状疱疹に罹り、自分の手の届かないところに
薬を塗ってもらっていたら、オッサンが、塗ってくれているひとに言った。
「そんなものに触った手でつくった、メシなんか喰えるか」

避難している環境で、みんないらだっているのかもしれないけど、
こんなオッサンにあげることになるのなら、募金などするものか。


高速バスのチケットがとれない、と言うので、迎えに行ってあげることになった。
岩手へ仮設住宅を建てに行っている大工のオッサンが、今週末、
途中でピックアップして、泣いてるひとを新潟へ連れて帰ってくる手はず。

帯状疱疹の治療もできる。元気になるまで、こっちで休んでね。
わたしはなにもできないから、せめて、気晴らしになるように電話をしてあげよう。
顔を見るまで、毎日。

by green-field-souko | 2011-03-28 21:12 | Trackback | Comments(10)

澱(おり)



いつから、かかえこんでしまって、いたのだろうか。
うまく泣けなくなるほどの、澱を。



きのう、雪が降った。
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今朝も、雪がうっすらと積もった。
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不幸でなんてないけど、
幸せと思い込もうと、しすぎていたかもしれない。
そうする以外、考えられないままに、きてしまった。


泣いたあとは、かならずといってよいほど、
とても眠くなる。

by green-field-souko | 2011-03-25 14:03 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(14)

飢えや渇きがくるなんて



地球上には飢餓に苦しむひとのほうが、うんと多いのは、知識では知っていた。
悲しくて、せつなくて、わずかばかりの寄付をしたことあるし、
自分なり程度ではあるけど、ちょっとは省エネを心がけて生活をしてきたとも思う。

でも、こんなふうに、この国が飢えや渇きに襲われるのを、想像できなかった。
リアルな実感なんて、まったく、もてなかった。


利便性や合理性を、安易に追いかけているうちに、どんづまってしまった、わたしたち。


そうしたこととは関係なく、ド田舎ではあいかわらず、こんな野菜まで食べている。
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ちいさな畑に、いろいろ蒔いていたのだ。いろいろは多様性。
もうそろそろ畑を片づけなければならないので、もったいなくて、拾うように採っている。

おいしいかと訊かれたら、なんと返事をすればよいのか。
お店で売られている野菜とは、おいしさの種類が異なる野菜、とでも答えようか。
それでも、不満は、感じない。
こんなものでも、大事に食べながら、暮らしてきたから。
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ここが地震に遭ったときは、飲用に、近くの山まで湧き水を汲みにいった。
荒れさせられても、里山は、潤沢に水を恵んでくれた。
おおぜいのひとは順番を譲り合いながら、もの静かにゆっくりと水を汲み、家へ帰った。

うまく言えないけど、水汲みは、なんだか楽しかった。



放射能はとんでくるのだろうか。 こんなささやかな、田畑や里山にまで。

by green-field-souko | 2011-03-24 23:16 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(4)

ワン&ニャンも頑張れ!



もう、やめよう、と思っていた地震関係のエントリ。
なぜなら、ここのところ、やたらアクセス数が増えていたから。

へんだなあ。間違ってない? こんな辺境のへっぽこブログなのに。
と考え始めたら、ふと、思い当たった。

可能性として、地震関係のキーワードでヒットしていたのであれば、
ひとの災難のうえに成り立ったアクセス増ではないか。

とたんに、いやな気持ちになった。
わたしは被災を、いわゆるブログネタにしてしまっていたのか!?!?
上等などとは到底いえないまでも、ひとの災難を利用するとか嬉しがるとか、
そこまで下品でえげつない人間のつもりもない。

落ちこんでしまった。





でも、ワン&ニャン好きとして、この記事はご紹介したい。
日本では今まで、災害時にはいつも、ペットが犠牲にされてきたと思うけれど、
すこしだけでも改善へ向かっているなら、こんな嬉しいことはありません。

水害で避難した幼い日。
可愛がっていた猫を置き去りにしてしまったことを、忘れられないのです。
仕方がなかったとは言いません。
わたしがころしてしまった。今もそう思っています。



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以下、igooglより

東日本大震災:新潟の避難所、ペット救済本部設置 獣医が健康相談も /福島

 東日本大震災で、避難者が連れて行ったペットの生活を支える取り組みが新潟県で進んでいる。04年の中越地震、07年の中越沖地震の経験を生かし、同県と新潟市、県獣医師会、県動物愛護協会は「動物救済本部」を設置。ボランティア団体の新潟動物ネットワーク(NDN)と連携し、各避難所で飼い主にペット用品を提供したり、獣医師が健康相談に乗ったりしている。

 約500人が避難する新潟市の西総合スポーツセンター。別棟の専用スペースには犬17匹、猫7匹が避難している。同本部が貸した飼育ケージは、寒さ対策として毛布や段ボールで覆っている。飼い主からペットの健康状態を聞いてカルテを作成していたNDNのボランティア、森井里花さん(39)は「中越沖地震の経験があり、避難所が開設されてすぐ動き出した」と話す。

 いわき市のヘルパー、草野みつよさん(59)は雄の老犬「ライ」を連れている。自宅では同じ布団で寝ているが、避難先では車で寝かせる覚悟で行ったため、専用スペースがあることに驚いたという。「ペットフードも充実し、ライの体調もいい。感謝しきれません」と顔をほころばせた。

 一方で、ペット用スペースを確保できない避難所もある。新潟市体育館では、犬や猫14匹が避難者が出入りする狭いロビーのケージに入っている。大型犬は車中で過ごさせ、飼い主が添い寝することもあるため、エコノミークラス症候群も懸念される。【黒田阿紗子】

毎日新聞 2011年3月23日 地方版
by green-field-souko | 2011-03-23 13:52 | Trackback | Comments(13)

甘夏柑のサラダ



遠方から、甘夏柑が届く。

ここはまだ雪が降ったりしているのに、
彼の地には、明るい陽光があふれているのだろうか。

おだやかな陽のもとで、甘夏柑を丹精する姿が想像されて、
ほっこりした気持ちになる。
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よい香り。しっかり酸味もあって。
このごろは、やたら甘いだけの果物ばかりが売られていて、
ちゃんとすっぱい甘夏柑など、なかなか食べられないので、大喜び。
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果物はフレッシュそのままが一番おいしいと思うのだけれど、
たくさんいただいたので、甘夏柑でサラダをつくってみました。

薄皮をむいた甘夏柑、ピーラーで引いたにんじんを、ドレッシングで和えるだけ。
ドレッシングは、オリーブオイルかサラダ油・塩・酢・こしょう。
かくし味に砂糖をひとつまみ加えると、味のなじみがよくなる気がします。

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by green-field-souko | 2011-03-22 06:59 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(16)

底力大作戦



ユウヒ・ノ・ジカン55
oja兄さんから、こぴぺをいただきました。グッときました。だよねー。




大好きな役者さん、 
石丸謙二郎さんのブログから勝手にいただいちゃいました。
ごめんなさい。

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《われが成すべきことを成す》

お百姓さんは、畑の手入れの手を休めるわけにはいかない。
数ヶ月先の収穫のためだ。
スポーツ選手は、体力、技術の練習を、
いっときも、休むわけにはいかない。
1日休めば、3日遅れをとると、云われている。
受験生は、勉強を休むわけにはいかない。
何があっても、受験日はやってくる。

被災者の本当の支援は、この先ずっとあとにやってくる。
その時に、日本は進んでいなければならない。
停滞していては、支援はできない。
日本経済が回転していなければ、支援もおぼつかない。
その為には、自分が成さねばならない事を、
やめてはいけない。
休んでいる暇はないのだ。
ショックで、呆然としていると、社会が停まってしまう。

今日、私がやってきた仕事は、
1年先の映画だ。
明日は、3ヶ月先のモノだ。

《われが成すべきことを成す》

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さあみんな、明日から自分の役目をバリバリやろう。
底力大作戦だ。



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石丸さん、oja兄さん、ありがとうございます。
by green-field-souko | 2011-03-21 09:57 | Trackback | Comments(16)

この春もまた

気温が上がらない。
3月も半ばだというのに、朝の日陰には、水たまりに氷。
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いついつは異常気象だとかなんとかいうけど、
異常気象でなかったのは、
いつだったのだろうか、憶えていない。
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種まきの準備どころでは、とりあえず、ない。

by green-field-souko | 2011-03-20 20:58 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(4)