ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子

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かぷっ!


いきなり、くるのだ。
だっこされて喉を鳴らしていたかと思うと、かぷっと。
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そのいきなりさは、
にこやかに談笑していた相手が、なんの脈絡もなく、
後ろ手に持っていたナイフでぐさっと刺してくる感じかも。

無視したり、叱ったり、噛み返したりもしてみたけれど、
これっぽっちもひるまず、攻撃的になるばかり。
にゃごにとっては、本能であり、遊びなのかもしれない。

無駄なことは、やるまい。
噛み癖の矯正は、あきらめた。
引っかき癖が治っただけでよしとしようじゃないの。


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「おばさん、遊ばないのか。鍛えてやるぜ」
てな顔に見えてしまう、にゃごであった。

by green-field-souko | 2012-03-31 06:57 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(6)

あぶらげ丼



お醤油味で甘辛く煮含めた油揚げを、
ごはんにのっけるだけ。

うちの母のは、車麩と竹輪も入った3点セットで、
いわゆる、つゆだく。

たまたま冷蔵庫にあった油揚げと竹輪で、
わたしがつくったら、こうなりました。

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by green-field-souko | 2012-03-27 05:26 | そうるふうど | Trackback | Comments(12)

300万年前の海底




糸魚川、浜徳合互層。
300万年前に海底だった場所で、
50万年のあいだに、何度も何度も地震が起こって、
土砂が崩れ落ちて積み重なり、
やがて隆起して、それもまたなにかの原因で削られて
現れたのがこの地層。
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層の隙間に、魚の化石が、あるかもしれない。

ひとは一世代を25年で数えるそうだけど、
300万年といったら、何世代分になるんだろう。

頑張ろう
とか
幸せになろう
とか
ひと一人の想いなんていう感傷は、地球には関係ないな。
なにが起ころうとも、必然の現象があるだけなんだな。
生きようが、死のうが、
だれにもなにも関係ない。

それなのに、ひとは関係性のなかで生きている。

by green-field-souko | 2012-03-26 06:45 | 旅と隠遁 | Trackback | Comments(4)

月を待つ樹



このあいだ初めて
学芸員室というところを訪ねた

風変わりな人々が居た

でもなんか居心地がよかった
なんかじゃなくて
ほっとするくらいよかった



それで
ちいさく
楽しくなった

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きっぱり丁度の半月の夜に
雲はきれてくれるかな

月を待つ
なんにちかあとの楽しみを置く

by green-field-souko | 2012-03-25 19:41 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(4)

押し寿司



上越市吉川区の郷土料理、押し寿司。

お米、山菜、塩鮭、それに笹まで、地元にある食材でこしらえてきた。
お盆客などのおもてなしに欠かせない。
伝統的に各家庭でたくさんつくってきた押し寿司も、
小家族になった今は、お客の数にあわせて、店に注文するという。



キューブ型ひとつが、一人前なのかな。
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クマザサの葉をよけると、一段目の具が出てくる。
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全部で三段。
鮭、
ぜんまい、くるみ、ひじき、にんじん、あぶらあげ、
錦糸たまご、など。
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お墓参りの花提灯も、祭囃子も、
はしゃいで走りまわる子どもたちや酔客も、
女たちの話し声があふれていた台所も、遠くなるばかりらしい。

by green-field-souko | 2012-03-25 14:19 | そうるふうど | Trackback | Comments(10)

棚のうえの、にゃご



生後半年(推定)で体重ついに4キロ。
太い脚、強靭なあご、圧倒的な身体能力、強い野生。

投げた骨ガムの回収と、水遊びが好き。
興味のあることを見つけると、ひとりで黙々とやるタイプ。

エプロンつけて、ソックスはいて、ややハチワレ。
半分くらいはブラウンタビーで、尻尾のストライプはタヌキ柄。
鼻筋がすっと伸びて、男の子らしい横顔がきれいなのだけれど、
はなくそ柄なのが惜しまれる。
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もこもこ厚く密集した毛は、ところどころが長く伸びてきて、
とくに頬から胸のあたりにボリュームが出て、ふてぶてしく見え、
実際ふてぶてしい。堂々としている。

どこまで、でかくなるのやら、パカパカ、パカパカ、よく食べる。
で、走りまわって、いろんなものを破壊する。

こんな荒くれ者可愛いにゃごのお父さんとお母さんは、
どんな猫なんだろうか、と、しばしば考えてしまう今日この頃。

by green-field-souko | 2012-03-24 07:04 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(20)

越後雪室屋



続きの予定を待ちながらも、このへんで、とりあえず一段落。
関わらせていただけて、とても、おもしろかった。

強烈なスケジュールの中で自分を取り戻せました。
ひさしぶりの快感。

舞台裏から。  ありがとうございました。
(と言っても、このブログのURLは関係者に内緒だけどw)

by green-field-souko | 2012-03-23 23:14 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(8)

宿根木散歩



新潟港から両津港まで、ジェットフォイルで1時間。

宿根木は佐渡の南端にある集落。
海風が余程すさまじいのだろうか。
江戸時代からの木造家屋が何軒も、肩を寄せ合うように密集して建っている。
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家並みに足を踏み入れると、すぐに迷子になれる。
ひとがすれ違うのがやっとの路地幅。
どちらへ行こうか考えていたら、
おばあさんがヒョッコリ現れて、土地の言葉で、ああだこうだと道を教えてくれる。
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左手は白山神社、右へ歩けば世捨小路。
廻船業で財を成した船主さんが建てた。清九郎さんのおうち。
平成の修理工事のとき、安政5年(1858)に小さな修理をした記録が墨書で出てきた。
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博物館から続く小路にたたずむのは、
幕末の蘭学者、柴田収蔵さんが生まれたおうち。
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三角形の家には、今も、深野さんが住んでいる。
家々が密集する宿根木の土地を、
最大限に利用するために、船大工の技術が応用されて、このかたち。
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伊三郎さんちは、凝った軒下飾りが特徴的。
建築中に親子二代続けて海難に遭ったため、未完成のまま使われていたけど、
百二年ぶりに続きがこしらえられて完成をみた。
伊三郎は屋号で、彫り透かした石の文字は石塚さんの苗字から。
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井戸が残っている。
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こば葺きの屋根はおろか、こば屋まで現役なので驚いた。

河口付近なのに川の水は澄んでいる。
島として大きいとはいえ、雪どけ水が、汚れないまま、海まで流れることができる環境。
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新鮮な魚をたっぷりもらっていそうな猫が、2軒先あたりを横切る。
もう一週間も滞在できたら、どんなにいいだろうか。
安く寝泊りさえできれば、ほかはなにも要らないから。

いつかまた、この場所へ、戻って来たい。

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by green-field-souko | 2012-03-18 11:51 | 旅と隠遁 | Trackback | Comments(8)

思い入れなんて



どうでもいいくらいに考えておこう。
なんなら、忘れたふりをするくらいでいい。
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思いいれ同士がぶつかるくらいなら、
黙って、フェードアウトするほうがいい。
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もう、ここへ来ることも、ないだろうし。
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みんなの車を見送って、しばらく、雪を眺めた。

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by green-field-souko | 2012-03-17 16:09 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(4)

忘れないように




あるレベルまではコンスタントにクリアできても
それ以上は運不運

たしかにそうではあっても
だらだら坂に停まったままが続きすぎれば
それは
怠惰の言い訳や甘え癖になる
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努力をしたか
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しなかった
していない
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いつも小手先だった
気持ちのどこかでいい気になっていた
本気すら出していなかった馬鹿者の備忘録

by green-field-souko | 2012-03-16 17:23 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(10)