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午前4時半ころの空



夜の明けるのが、早くなった。
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ぼんやり外を眺めていたりなんかしていると、
あっというまに朝になっている。
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時計が速くなる。
一日が加速する。
置いていかれないようにしないと。
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畑へいかなくちゃ。
列島に横たわる山脈がさえぎってくれているおかげで
ここは、まだ、だいじょうぶらしいから、
だいじょうぶのうちは耕そう。

地に足をつけて。

おどらされないこと。ぶれないこと。

by green-field-souko | 2012-04-30 04:33 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)

遅い蕗を摘んで



今年は春の訪れるのが遅かったせいか、
畑の隅に勝手に生えているふきのとうも、稀にみる凶作でした。

雪がとけたら野草みたいなものを口にしないと、
からだの中が春にならない気がして、
わずかのふきのとうを、大事に摘んで、大事に料理。

ひらいたくらいが、好みだったりします。
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刻んで炒め、味噌と味醂を加えて煮詰めた「蕗味噌」は
ごはんにのっけたり、おにぎりの具にしたり。
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伸びすぎのふきのとうは、蕗のようにして茎を、きんぴらに。
このあたりで食べるひとはあまり居ないようなのですが、
いつぞや試しに食べてみたら、蕗よりも軽くて繊細な味わいで気に入っています。
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春は苦味。
4月11日に、ようやく、からだが目をさました感じです。

by green-field-souko | 2012-04-29 20:49 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(10)

桜に呑まれて



どうしてなのか、
桜の花に、死の匂いを嗅いでしまうのは。

闇のとばりがおりれば、それは、いっそうで、
また、夜桜を観ることができなかった。

ある意味、死はタブーなのだろうが、
避けて通れないものに
眼をつむって、しまうことはできない、と一方で思ったりするのだけれど。
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9歳のとき、おとなになったら、やってみたい仕事があった。

復元。

身元不明の白骨の頭蓋骨などに、
決められたルールによる厚さで紙粘土をぺたぺた貼りつけて、
生前の顔をたどってあげる。

たしかテレビで観たのだ。
復元作業のさまを。
白骨は尊厳をもって哀しく美しいのに、
張りつけられた粘土に描かれた眼や口が、ヘタクソすぎて愕然とした。
さびれた田舎の温泉に興行にきた喜劇役者のメイクよりまだひどい。

だれが描いたか知らないが、死者に対する冒涜とさえ思った。
あんな顔を手がかりにされたのでは、見つかるものも見つからない。
あんまりだと思い、押し入れの中で、さめざめと泣いた。



桜は、つかれる。
正気を奪われる。
それなのに逃げられない。

もしほんとうに、白骨復元の仕事に就いていたとしたら、
いまごろ、わたしは、桜の樹の下に、埋まっていたかもしれない。

by green-field-souko | 2012-04-28 02:15 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)

さだまらないような春

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by green-field-souko | 2012-04-27 14:07 | 畑でわたしは考える

焼畑



畑を耕す季節が、やってきた。

だましだまし使ってきた
うちの耕運機も、とーちゃんも、調子がいまひとつなので、
今回は、トラクターを持っているお隣りさんにお願いして、
いちばん大変な作業をやってもらった。

のはよいが、

お隣りのおじさん、
気を利かせ、わたしの畝にまで、火を放ってくれた。
「おらのついでに、草子ちゃんとこも、きれいにしてやったよー」

行ってみると、畑は焦土と化し、パチパチと音をたてて、くすぶっていた。
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これって、焼畑?

  :

おじさん、ありがとう。きれいになったわ~(泣)
でも、多年ハーブは焦げているし、こぼれ種たちは、どうなったの~(泣)


でもまあ、労せずきれいになったことは、たしか。

by green-field-souko | 2012-04-26 13:09 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(10)

にゃごの言い訳



キャリーバッグから漏れたそれは、
ファブリックのサイドシートをぐっしょり濡らしただけでは飽き足らず、
コットンのセーターとショルダーバッグにも染みて。

あわてて拭いていたら、着ている服にも、間違いなく、ついてしまった。
もちろん、発生源の本ニャンも、それまみれ。


               ↓ 本ニャン
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2晩も病院にお泊りさせられて、さびしかったじゃねーか。
ほかの犬猫どもは、ワンワンニャアニャア、うるっせーしよー。
メシだってろくにくれねーし。
爪切らせてやりゃあ、深爪して流血沙汰ときたもんだ。

それによー、猫砂のないところで、できるタイプじゃねーんだおれは。
我慢に我慢をかさねて限界だったんだよ。
だもんで、おばさんの車に乗せられたとたん...




いいよ、いいよ
でもさ、おばさん、つかれた~

by green-field-souko | 2012-04-24 17:16 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(12)


お菓子教室COQUET*コケットさん に、
バースデー・ケーキをお願いするときにお伝えしたのは、

お誕生日のひとの年齢と性別、そして、
「かけっこでいうと長距離ランナータイプ、不屈、偏屈、饒舌」
「煙草は吸わずお酒は弱くないけど時々程度」
「趣味は旅と映画」
「内臓の煮込み料理とワインなんかが好物」といったイメージワード。

ケーキのサイズは2人分くらい。予算はおまかせ。



で、届きました。 シンプルなバースデー・ケーキ。
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アングレーズソースとプラリネペースト(アーモンドをキャラメリゼしたペースト)
を練りこんだ、リッチなテイストのバタークリーム。
オレンジフラワーウォーターの香りを移したトッピングのアーモンド。
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幼少期より可愛く美しいもの、そして美味しいものにこだわり、
ル・コルドン・ブルー菓子ディプロムを取得。
お菓子教室COQUET*コケットさん
ご自身の生き方ともいえる高い美意識でデザイン&手づくりしてくださるのは、
おとなのための、リッチなお菓子。
注文主のためだけの、ほかにはない、オートクチュール・ケーキ。

by green-field-souko | 2012-04-22 11:22 | 旅と隠遁 | Trackback | Comments(14)

にんじんの塩麹きんぴら



>>続き

のらぼう、葉山葵、こんにゃくなどといっしょにいただいた
謎の瓶詰めは
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醤油麹、塩麹、みかんジャム。ぜんぶ、感動のお手製。
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畑を片づける際に、出てきたにんじん。
こまかいながら、お惣菜にするのには充分だし、味はよいのよー。
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炒めて、酒をジャッとやって、塩麹をまとわせてみました。
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にんじんの塩きんぴらは時々つくっていたけれど、
塩麹はさすが、旨味が違います。
こんなにおいしい塩麹は、
ソプラノの鼻歌を楽しく聴かしてもらいながら、熟成されたのかも。


醤油麹、みかんジャムも、楽しみです。
今日も、ごちそうさまでした。

by green-field-souko | 2012-04-18 09:17 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(16)



あたたかな雨。

開花宣言。




by green-field-souko | 2012-04-17 16:20 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)

のらぼう



うちの畑が端境期なのを心配してくださった方が、野菜を送ってくれた。
この時季、葉っぱ不足なので、こおどり状態。

長旅おつかれさま~
とか言いながら、ボウルにはった水に葉っぱを浸す。
小一時間もすると、ピンとハリが戻って、採りたてみたい。



初めて目にした、のらぼうは、トウをいただく野菜。
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おすすめのグリル、
パリパリして、おいしー。
甘みというか、野菜そのものの旨味が、すごく濃い。
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続いて、おひたし。
これ、どんぶりで食べたーい。
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東京都の奥のあたりでは、一般的かもしれないけど、
こちらでは、のらぼうという野菜は見かけないめずらしい野菜なので、
心して、よーーく味わって、いただく。



大好きな葉わさびは、熱湯をかけ、ざっくり刻んで醤油漬け。
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つまんで噛んでみたら、ツンとした、あの鮮烈な辛さと青い香り。
葉わさびの花。水だけで咲いてくれるかな?
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ブログの向こうでは、こうしたものに囲まれた日々なのだろうか。
そうであってほしいと思う。


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by green-field-souko | 2012-04-16 09:53 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(12)