ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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いきなり入ってきた本業。
こういうことがあるから、バイトや就活に躊躇しちゃうのだ。
未練がましいかもしれないけど。



しばらく離れていたからだと思うけど、
勘が鈍っているんだろうね、
自分が思っているより、サクサク仕事が進まなくて、ちょっとショック。

一方で、でも今だからまだよかった、とも考える。
もっとブランクがあったら、もっと酷い有様だったに違いないから。


かつて、わたしは、そのひとに言われたことがある。
「瓶に半分残っているワインを、
もう半分しかないと思うか、
まだ半分もあると思うか、で幸せは違ってくるよ」と。

まだ半分もある、と思える自分がいることの不思議。

どうでもいい。なんでもいい。
だから、働きたいなら、働いたほうがいいよ。

by green-field-souko | 2014-03-27 17:48 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(4)

史上最高のウルイ oishii



新潟県妙高市で、ウルイとウドをもらってしまった。
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温泉の熱を利用して、
室のようなところで、陽を当てずに育てられた。
旅館の夕食に添えられたりしていても、
ウルイは希少のため、市場にはまだ出まわっていない。
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独特のぬめり、甘さや苦さをかすかに残しつつ、アクはなく、
はざわりはサクサクと心地よく軽く、
もしかしたらアンディーブに似ていなくもない。
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旅館ではホタルイカと併せてあったので、
わたしは小粒のホタテといっしょに、辛子酢味噌を添えて。
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ウドのほうは生味噌で食べ、
翌日、穂先は天ぷら、皮はきんぴらにした。


春は、ほろ苦。
冬眠からさめたクマは、いのいちばんにフキノトウを喰うという。
からだの目ざめに植物の苦味を欲するのは、
クマも人間も同じなのだ。

夜の明けるのが、すこしずつ早くなっている。
その速さに、どきどきさせられる。

by green-field-souko | 2014-03-23 12:58 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(10)

動きはじめた畑から



雪がとけて、陽射しが明るくなってくると、
畑に残っていた青菜類が、ぐんぐんトウを立てはじめる。
そのトウを摘んで、
甘さやほろ苦さ、青っぽい香りを食卓で楽しむ時季がやってきた。

畑が眼を醒まし、動き出した感じ。
毎年のことながら、いよいよ春だなあ、と嬉しくなる。

陽だまりでトウを摘んでいると、師匠がやってきた。
「今年は昨年よりも、畑をやれそうにないわ」
「半分もできないかもしれない」
師匠は元気なのだが、年齢相応に、体力の衰えを感じるらしい。
「だから、今年から、もっと畑やってちょうだい」
などと言うので
まあ、できるだけ手伝うけど、
と、あたりさわりのない返事をすると、
「知ってる? おたま、農業高校へ行きたいんですって」
と来た。

「それじゃ、おばあちゃんの畑を全部、おたまにあげるわ
って言ったら、
そういうのじゃなくてバイオだよ、って」
はあ、そうですか。
「大学も農業系にしたいって言ってたけど、
まだ分からないわよね、
今年ようやく中学生になるんだもの」
はあ、そうですね。

そんな先の話より、今年の畑をどうするか、考えましょうよ師匠。
てか、丁稚も成長しないといかんなあ。


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この日、摘んだトウで、おひたし5菜。
上から時計回りに、
ブロッコリー、プチヴェール、聖護院かぶら、とう菜、キャベツの脇芽。


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by green-field-souko | 2014-03-20 10:14 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(16)

あきらめたわ



説明会に行ってみた。

参加者が2人だけだったので少なさに驚いたら、
もうひとりのひとは、
「似たような講習がべつのところで前にあったので
見学に行ったら私一人きりで
結局、開講されなかったんです」と言っていた。

資格取得講習は3か月間。
その間、働いてはいけない。
3か月も遊んでいられる身分じゃないので、
その時点で、わたしは離脱した。

「カリキュラムの一部だけ勉強できればいいのに、
今さらなことまでやるのは無駄ですよねえ」
もうひとりのひとも、同じことを考えていたか。


それから、
PC体験していかないかとスクール側に誘われて、
Photoshopに機能がにじり寄った
Word2010なんぞで
角版の背景を消したり、段組みなんかをやらされた。

いや。これ。仕事で使わないっしょ。
最新Verでもないし。


終わって、もうひとりのひとと、
せっかくだからってことで隣りのカフェへ。
「PC体験は意味がわかりませんでしたね」
彼女は困ったように笑った。

ほんと。困ったなあ。

by green-field-souko | 2014-03-19 02:39 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(4)

す玉



わけもなく、芙蓉蟹を食べたくなった。
かに玉。
ごはんにかけたら天津丼。

だがしかし、そんな贅沢は許されない。
かにはないが、玉子と白飯はある。

つくってみました。
できる範囲で。
かに玉じゃなくて、いっさい具のない、す玉。

あら、おいしい。意外と。
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仕事があるのに、もっともっと、
もっとお金がほしいなんてことを考えるから、
心が飢餓感に襲われるのだな。

江戸人を見習わねば。笑

by green-field-souko | 2014-03-18 09:32 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(2)

夢の符丁



夏の川風が入ってくるムシロ敷きの茶の間で
作業着の3、4人がごろんと転がり、昼寝をしていた。
気持ちよさそうに、すーすー寝息をたてて。

3年前の現場に、わたしは居た。夢の中で。

いきなり持たされたはじめての現場は
なにからなにまで凹むことばかりで、毎日つらかったのに、
夢の中では、とても、よい気分だった。
明るいすがすがしさが、自分の内側に満ちてくるように思えた。

目がさめてからも、満たされた感覚が残っていた。
なんだか不思議な夢だった。




夕方、ショートメールが入る。
Nさんが急逝した、と。
あの現場でNさんは、よく昼寝をするひとだった。
夢の中でも、気持ちよさそうに寝息をたてていた。

ああ、なるほど。逝くときだったのか。

通夜は会社や親しいひとに任せ、写経で送ることにした。
明るく、すがすがしく、楽しい夢で、よかった。

by green-field-souko | 2014-03-17 22:09 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(0)


本業を4年も留守にしたら、当然のことながら、戻りきれない。
それはまあ想定内のことなのでいいとして、
偉いひとの紹介が意外とアテにできないことが分かって、
仕事はあってもボランティアが民業を圧迫していて、
それでは、さて、これからをどうするか、に突きあたっている。

一方、就活とやらをやってみて、
さほど選ばなければ
どこかしらで働かせてもらえるであろうことが分かった。

でも、すこしは選びたいので、ちょっと勉強が必要だな。
下地はあっても、スキルを上げないと、即戦力にはなれない。

スクールのチラシ発見。 来週、申し込んでみるかな。






by green-field-souko | 2014-03-08 19:38 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(10)

キャベツの温サラダ




畑のキャベツは、虫と雪と木枯らしでボロボロ。
でも、だいじょうぶ。
外葉をはずせば、ちっとも傷んでいないキャベツが現われる。
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蒸すか茹でるかしたキャベツはザク切りに。
ドレッシングは、オリーブオイルでゆるめた味噌。
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もう一品は、かーちゃんの十八番「じゃこたま」。
酒でふやかした小女子を多めの油で炒め、
砂糖と醤油で甘辛く味つけしたら、とき玉子を流し入れるだけ。
またの名は、じゃこ入り炒り玉子。
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近ごろ、ちょっと、カルシウム不足だったかも。

by green-field-souko | 2014-03-07 09:39 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(4)

じぶんの猫だけ



マンションの貯水槽下の、白黒猫。

自転車置き場の、銀猫。

黒い尻尾が長い、ハチワレ猫。

肥えた茶トラ。



白黒猫は昨日、見かけたが、ほかは何処へ行ったのだろう。
春めいてきた日に
元気そうな野良を見るのは嬉しいが、
この冬の、飢えと寒さのふるいを
もしかしたら通れなかった、姿を見せない猫を、ものかげに探してしまう。

あの日、偶然、出逢わなければ、
飼い猫も同じことになっていたのかもしれない。
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野良になにをしてやるでもなく、
あたたかな部屋で毛づくろいなどする飼い猫を、
なんて利己的な人間なのだろうかわたしは、と思いながらなでてやる。

by green-field-souko | 2014-03-03 10:48 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)



畑の師匠(母)も丁稚(わたし)も
ちょっとめずらしい野菜に反応しやすい性質なので、
何年か前から、紫ブロッコリーなんかも育てています。
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紫色にポリフェノールとやらが豊富に含まれるそうです。
でも、茹でると、ほとんど、色が抜けてしまうので、
効果は茹で汁のほうに期待できるのかもしれません。

育てやすいのは断然、ふつうのブロッコリーです。
紫よりも改良されていないから強いのかな。
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ブロッコリーは採りたてを、かために茹でたのが、いちばん好き。
歯ごたえと甘みは茎のほうがあるし、
ついでの葉っぱは、濃いキャベツの味がします。
ポリポリかじっていると、からだの中がきれいになりそうに思えてきます。
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常の食卓で茶碗蒸しをこしらえるときは、
好きなだけ取り分けて食べたいので、浅めのどんぶりで。
お出汁を丁寧にとるかわり、具はなにも入れないシンプルさ。
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今夜は、熱々の海苔あんをかけてみました。
雪国の夜は、まだまだ、寒い。

by green-field-souko | 2014-03-03 06:15 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(4)