ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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茄子の辛子漬け昔風




かつて、かーちゃんの辛子漬けは、おいしかった。

しかし、孫ちゃん(妹の子ども)の口に合わせるようになってからというもの、
砂糖の量が激増する一方、
辛子はちょっぴり色づけ程度になってしまった。

ぜんぜん辛くない…(泣)

そりゃあ、いいかげん齢をとった娘なんぞより、
まだ言うことを聞く孫ちゃんのほうが可愛いに決まっている。
辛子漬けだって、孫ちゃんバージョンになるのも当然ではある。

仕方がないので、自分でつくることにした。

かーちゃんが漬けた茄子漬け(塩漬け)がベース。
食べよく刻み、さっと水にさらして、ぎゅっと絞る。
粉辛子をぱらりとまぶして、できあがり。

かーちゃんの茄子漬け(塩漬け)は、
茄子の皮をやわらかくする目的で、砂糖がすこし入っているため、
その甘味でじゅうぶんなのである。

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つん、ときた。
辛子漬けたるもの、この、つんがないとね。
ああ、蒸し暑い。


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by green-field-souko | 2014-07-31 12:55 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(4)

胡椒胡瓜



胡椒(こしょう)と胡瓜(きゅうり)は、
似た文字で、なんだか見た目のゴロがいい。

ある日、現場で、おかあさん作業員さんが
「100均でこんなの買ったんだけどさ」と言いながら、
ミルの小瓶を出してきた。

これも自前の胡瓜を薄く切り、
お皿の上で、ミルの岩塩と黒胡椒をガリガリ挽く。

それだけなのに、あの日の胡瓜は、おいしかったなあ。
おかあさん、思い出して、真似っこさせていただきます。
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これは、うちの畑の、うらなり胡瓜。
生り疲れと水不足で、こうなりやすいらしい。
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尻尾みたいな先端が、こりこりして、おいしいと思うので、
畝間に投げられたうらなり胡瓜を、せっせと拾っては齧っている。
「ちゃんとした胡瓜をもいでいいのよ」と怪訝そうに言う師匠に、
はいはいと返事だけして
こそこそと泥棒のように、捨てられる胡瓜をせっせと(笑)



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by green-field-souko | 2014-07-31 11:03 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(6)

夏草や兵どもが夢の跡



夏草が茂っていた。
古墳(と思われる塚)のあるここは、ほんとうに夢の跡。
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細い道の奥にひらけているのは、馬の足洗い場。
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もう来ることはないだろうと思っていたのに、
夏草を刈りに、来てしまった。
兵どもにしたらボランティアも、さしづめ下働きの下女というところか
と思ったら可笑しくなった。



今日は36℃くらいまで気温が上昇する、と天気予報。
じっとしていても汗がにじみ出してくる。
野外作業に慣れている考古のひともですら、黙ってうなだれている。
慣れていないわたしは、終了間際に脚が上がらなくなって、
解散のあと、ひとり、草の上に横たわった。
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もう動けない。
身体中が熱く、頭が痛かった。
吐きっぽい気もするし、手足の先が痺れて、息苦しかった。
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じっと寝ていると、
草の蒼い匂いをはらみながら、風が通りすぎていき、
そのあとから、サワサワと、小さな葉擦れの音が近づいてくる。
動かず目を閉じてたままにしていると、
葉擦れは、消えていた。



だれもいない夏空。
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はやく帰らなくちゃ。
ここは、夢の跡なのだから。



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by green-field-souko | 2014-07-30 23:34 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(4)

とうもろこしの夏休み


「とうもろこし」と平仮名で書くと、
夏休みを待つころの、記憶のスイッチが入ってしまう。
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「とうもろこし」は、「とうきび」とも呼んでいたけれど、
いずれにしても平仮名がよく、
片仮名でトウモロコシにすると、
かたいような、ぱさぱさするような、小さな違和感がある。

「とうもろこし」は漢字で、玉蜀黍と書くことは、
たったさっき、キーボードの変換で知った。
玉(ぎょく)のような粒が並ぶ黍(きび)は分かるとして、
蜀を調べたら、芋虫の意味があり、あまり気持ちがよくない。




鍋を火にかけて、畑へ走り、とうもろこしをかき折る。
皮をむき、ひげをとった、とうもろこしを鍋へ。
そういえば、芯にひそんでいた芋虫も、よくいっしょに茹ってしまうけれど、
それで、蜀、なのだろうか。
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小学生は7月25日から夏休みだった。

夏休み帳やプリントの宿題をたくさん渡されても、
まだ手をつける気にはなれず、
縁側でとうもろこしをほおばって、蝉の音を聴いていると、
夏休みは始まったばかりで、終わることなどないように思われた。

庭のオシロイバナ。
アイスキャンデー売りのベルの音。
暑さの中で眠くなっていく午後、
大きなたらいの日向水に、上履きが、ぷかぷか浮かんでいた。



露地野菜には、ほんとうの旬がある。
野菜がなければ、歳時記は随分、つまらなくなってしまうかもしれない。



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by green-field-souko | 2014-07-24 18:01 | 野菜普及委員会 | Trackback | Comments(16)



図太くなりさない。
自然の流れのなかで選んでもらうなら、
あたりまえのことなのだから、気にしないでいい。
強引に奪いとるわけじゃないのだから。


そうかもしれませんねと答えながら、気持ちは痛く沈む。
世の中を泳ぐ力が、わたしは弱い。


だいじょうぶ。
あなたは守られているひとだから。
いるわよ。右肩のところに。笑って。


霊能マダムは電話の向こうで、
わたしが可愛がっていた、賢い白猫の名前を言った。
猫の手、か。と思わないこともないが、
それなら今夜は白猫用に、お刺身にしよう。


そして、すこしは図太く。
ごたごたには知らんぷりして、やるべきことをやるためになら。




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by green-field-souko | 2014-07-24 06:15 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)

現場弁当0717



梅雨時の蒸し暑さといっても、まだいくぶん涼しいせいか、
現場ってこんなにラクだったろうかと思うことしきり。
たいして体力を消耗しないので、
お弁当も、これだと多すぎるかもしれない。いや、多いわ、これだと多い。
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しかも、おなかにもたれる南瓜なんかを、詰めてしまったよ。
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by green-field-souko | 2014-07-23 06:38 | のらべん | Trackback | Comments(6)

現場弁当0716




朝のスタートは、給湯室で麦茶を仕込み、冷蔵庫へ入れること。
それから庫内の温度と湿度の記録。
たまっていたら除湿機の水を捨てる。

あとは、民具のクリーニングと庫内の掃除。

お昼休みのほか、
午前と午後に一度ずつ、休憩があって、それの支度と片づけも。

のこりものを詰め込んだお弁当。
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干した笹の葉があったので、仕切りに使ってみる。
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by green-field-souko | 2014-07-23 06:14 | のらべん | Trackback | Comments(5)

アンギン



小林存とアンギン。
毛皮や葉っぱみたいな衣と、上布との間に、
なにかあったのではないかと発想した仮説からの発見。

綿花の育たない豪雪地にして、
丈夫で、やわらかく、暖かく、さらりと肌ざわりのよい衣。

経糸と緯糸にされたであろう2種類の植物が、
訪ねた山間では隣り合わせに自生していたという学芸員さんの
ドキッとするようなその瞬間は、わたしなんかでも想像できる。

黙ってそこに在る情報。
たいしたことじゃない顔をして、大事な情報は置かれている。
現地調査の、おもしろさ。


有名すぎる小林存とアンギン。
いまさらと思わなくもないが、編んでみたいとは思った。

本来は触れられないアンギンの感触が、まだ指先に残っている。
厚くて目のつんだ衣は農作業用か。
藍が残っている薄手の衣はハレ着か。
農家で足ふきになっていたところを採集されたハギレは、
きれいにしてもらい、桐箱で眠っていた。


織り衣と編み衣。
定義とか解析とか現状とか、
なんとなくのことが、明確になった。

帰ると月が出ていた。満月。
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しばらく眺めていたら、雲が出てきて月をかくした。
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つめたい水を飲む。
暑かった昼間の熱と、頭の熱が、闇にひいていく。



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by green-field-souko | 2014-07-12 20:24 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(6)

げんかつぎの現場弁当



お弁当おかずの王道といえば、
黄色い玉子焼きと、赤いウインナーソーセージ。
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今度こそ、のんびりいこうと自分に言い聞かせつつ、
カルシウム素材は、煮物のだしがらの煮干しちゃん。
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by green-field-souko | 2014-07-11 20:49 | のらべん | Trackback | Comments(8)