ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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くきな



茎菜と書くのか、それともべつの字か、
わからないけれど、
冬から春先にかけて、「くきな」は大鍋に煮られていた。

ぺったり平たくなるほど強く塩漬けにした菜っぱを塩出しして、
打ち豆、あぶらげ、にんじんなどといっしょに煮た、
昔ながらの煮菜(にざい)である。

こういうものの、おだしは、なぜか煮干しと決まっていて、
昆布やカツオ節や貝柱を使うことは、まあ、ない。
砂糖や味醂も使わない。

適度に塩抜きをした菜っぱの、塩気がベースで、
甘味は素材の持ち味でじゅうぶんなのだけれど、
それでも、ほんのすこし醤油を加えると、やっぱり味よく仕上がる。
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そうそう、忘れてはいけないのが酒粕。
粕汁ほど多くはなく、ほどほどに加えるのが「くきな」らしい。
このあたりは米どころで、酒蔵も多く、
搾ればまだ滴るような酒粕を、かつては、容易に手に入れられた。

昔のことを言っても仕方ないが、
曾祖母がこしらえてくれた「くきな」のようにいかないのは、
塩漬けの菜っぱも、酒粕も、冬の寒さも、
昔のようではなくなったからだろう。

そんなことを、めぐらしていると、
春が近いというのに、しんとして淋しい。

死んでしまったひとに逢いたくなるのは、こんな夜である。
庇護されていた子どもに、戻りたいのかもしれない。
まったく。いい齢をして。



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by green-field-souko | 2015-02-28 20:59 | そうるふうど | Trackback | Comments(4)

しがみつけないやつ



温室はイベントで蘭だらけ。

12か月の各月に、
星座のように蘭をあてはめたディスプレーがあった。

春の菜の花みたいな蘭が
11月の誕生月にあったのは意外だったけど、
パカーッとした黄色に、
元気出していけ、と励まされたのかな。
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仕事がないのはしがみつかないからだ、と言われる。

そうなのかもしれない。
たぶんそう。
おそらくそう。

まあ、しばらくは、忙しいんだけど。
生きていくのは、いつでも大変。
放棄したくなる大変さ。



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by green-field-souko | 2015-02-28 12:09 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(0)

終了




一日千秋の思いで、一日一枚減っていくのが慰めだった箱買いマスク。
しかし、マスクを14枚残して、アルバイトは終了となってしまった。
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「作業が順調にいきすぎて仕事がなくなった」ためと聞かされる。

ということは、就業日数(=収入)大幅減ではないか。

だれだあ? 必要以上に仕事を速くやりすぎたやつはあ。


   :


わたし…か?



一連の中で、ペースメーカー的な仕事を、たまたま担当させられて、
それを、むちゃくちゃ速くやってしまったらしい。

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ヒステリックに怒鳴るひとを、
「いつも走り回って仕事をしているひとだなあ」
「きのどくに。忙し過ぎて、あんなふうになっているのだろう」
などと呑気に思っていたのだが、
あんなふうになっていたのは、どうも、わたしのせいだったらしい。

わるかったなあ。
言ってくれれば、ペースダウンしたのに。

いや、言われずとも汲み取るべきだったのだろう。
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わたしが怒鳴られたりしていたのは、あほな自分のせいだったのか。

なんかショック。 その夜、ちょっと落ち込んだ。



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by green-field-souko | 2015-02-24 22:45 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(10)