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かぶの葉っぱもぎ。
「3日間くらいなんだが来てくんねかなー」と誘われて、
ほいほい出かけて行きました。

4月はハウス栽培のサラダかぶで、
5月のは露地物。
ハウスかぶの葉っぱは細くてやわらかかったのだが、
露地かぶの葉っぱは、たくましいので、ちぎるのに力が要る。
しかも、強烈に多い虫傷をチェックしながら、
わずかでも虫傷があるものを
廃棄のコンテナに除ける作業がプラスされて大変。


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次の日、左手首が痛く、腫れて熱をもっていた。
腱鞘炎かな。やばいな。
と思いながら作業をしていたら、ベテランバイトさんも
「手首に湿布してきたわよお」と言っていたので、
みんなそうなら、まあいっかーと思い安心して黙黙と葉っぱもぎ。


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今年の春は温度が高かったので、虫の発生が多かったらしい。
「殺虫剤をまいたんだけど。効かんかったってこったな」と社長。
「ひとつでも虫の傷があるのは、B級にもならないのよ」と奥さん。
JAの出荷基準は、きびしい。
効く殺虫剤をこっそり使い、ぬきうち検査にひっかかれば出荷停止。

つまり、
ろくに効かない殺虫剤を買わされ、
針の孔ほどでも、虫傷があれば廃棄処分ということか。

独自にさばこうとしても、このあたりは大きな農家ばかりだし、
目と鼻の先にJAがあって、
ちょっと傷んだかぶが山積みになって売られている。
遠くへ売りに行くには、時間と人手が足りない。

半分近くのかぶが、コンテナに詰められ、畑に運ばれ廃棄処分となる。
「もったいない、もったいない」と何度も口々に言いながら、
軽トラックにコンテナを積み上げる。
せっかく畑から来たのに、畑に戻される、可哀相なかぶ達。

「好きなだけ持って行っていいよ」と言ってもらっても、
そんなに大量消費できるわけもなく。
なんだか、かぶの野辺送りみたいな一日だった。


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4日分のお給料をもらい、農園に、さよならする。
「また、よろしくお願いします」と言ってもらう。
「ありがとうございます」と返事をしたけど、
ほんとうに、またこの次なんて、あるのかな、ないのかな。
どっちでもいいけど、なじんだぶんだけ、淋しいような変な気分。

そして、自分ちの畑が、思い出された。


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by green-field-souko | 2015-05-20 17:48 | のらべん | Trackback | Comments(6)

米袋記念日




今日は、人生で初めて、30キロの米袋を持つことができた。



うちではJAのコイン精米機で、米袋単位で自家消費米を搗いている。
それは、じーの仕事だったのだけれど、
じーは現在、右手のケガで重いものは当然、持てない。
ばーも持てないひとではないのだが、ここでぎっくり腰にでもなられたら、
じーの世話をするひとがいなくなる。

つまり、消去法でいったら、わたしが持つより仕方ないことになってしまった。

とはいえ、持とうと試みたことはあっても、持てたためしはない。
自他ともに認める、持てるとも思えないキャラである。
だがしかし、そういう事情で、持たねばならぬ。





米袋と対峙。
しばし緊張。
覚悟を決め、息を吐き、ヨイショッっと米袋を抱きかかえる。
ギクッといかないよう腰に意識を集中させながら、クッと息を吸う。
あとは踏んばって、一気に目的地点まで5メートル。

やったーーー!!! 
運べたじゃん、やればできる子じゃん、あたしって~(^▽^)
なるほどねー、米袋の移動は呼吸なんだなー。

じーは若い頃、60キロの米俵を一度に2つ担ぎ揚げたというのだから、
30キロひとつを持てない人間が存在することは、
じー的には歯がゆく、よほど信じがたかっただろう。



持ち運んだのは、この手の米袋の30キロタイプ
(写真は10キロなので、これの3倍になる)


ねえねえ、もしかしてあたし、米袋運びのバイトとかも、できるんじゃね?


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by green-field-souko | 2015-05-13 18:30 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(20)

属性




ひとは、たいてい、
どこかやなにかに帰属しながら日々を生きている
わけだけど、

団体行動についていき難いわたしは、
コミュニケーションというフィルターにかけられると、
うまいことやりくりができないものだから、
好きだと思うカテゴリからさえも、
すぐに、ふるい落とされる。
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落ちた打ち身やすり傷の痛さで
しばらくその場にうずくまったり、ぐずぐず泣いたりしながら、
空を見上げ、
そのうち、やがて、遠い風景の
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遥かを眺め、
落ちたところが自分の居場所なのだと思い直す。
そうして、孤独に、安堵する。


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by green-field-souko | 2015-05-13 06:07 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)

明けてゆく空の人工衛星




オオヨシキリのさえずりが、
鎮まっている朝を、震わせていた。

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by green-field-souko | 2015-05-12 23:28 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)

きょうは



眠りのなかで、呼びおこされた。

「たいしたことではないのですがね」
「ここについて、なにか、意図はあるのですか」

年配の男性らしき声は、ある書き物をさしているようだった。

「まずいとか、そういう問題ということではないのです」
「どうせもう、あなたは、つぎへ行かれるのだけども、
念のため、お聞きしておこうかと」

声はゆったりと落ちついているばかりか、
いやみにならない程度の笑いをまじえ、
相手を緊張させまいと、丁寧に気遣ってくれているようだった。

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わたしは、思い当たる文言を持っていた。
「それのことなら〝尊厳〟のつもりですが」

答えたとたん、声は、言った。
「困ったなあ。それは、困りましたねえ」
「いやしかし、気にしないでいただいて結構ですよ」
「がんばってください」

声に励まされたところで、夢を見失った。

つぎへ行くとか、
尊厳とか、
困ったことだが気にするなとか、
いったい、なんだったのだろう。

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きょうは一日涼しくて、
眠ったり起きたり、また眠ったりするうちに、
かんたんに夜になってしまった。
自分が思うより、疲れていたのかもしれない。


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by green-field-souko | 2015-05-12 19:26 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(2)

野原に露がおりていた



夜明けがどんどん速くなるので、
眠ってなどいられない気持ちになって、暗いうちからあたりを徘徊している。

朝露をまとったスギナを踏んでみた。
わざわざこんなことをしてみたくなるのは、
意識下層でおとなしくしている破壊本能のしわざかもしれない。
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厚々と茂った草が放つ蒼い匂い。
光る滴のつめたさ。
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初夏めいてくる、ただそれだけのことが、
こんなに嬉しく思える年が、近年あっただろうか。
なにかの采配なのかな。
めんどうな起伏振幅が、大きくならないよう鎮める。


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by green-field-souko | 2015-05-06 10:10 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(6)

八重桜



空が白んできたころに
目が醒め、
なんとなく退屈になり、
寝ている猫に留守をたのんで出かけた。




まだ咲いていた北区の桜。
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なにかを撮りたくなっていたのに、
撮ってみれば
さほど楽しくもなく、うまくも撮れず。
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書いたり、描いたりするときも、
そういうときがある。
現実に浸かりすぎていると、うまくいかない
ということなのだろう。

現実は、不幸でもなく、幸福でもなく。


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by green-field-souko | 2015-05-05 15:55 | 日々の照り降り | Trackback

じーの入院




4月の初め、ある雨の日のことだった。
「今日は足元わるいから」と言う、ばーのいうことを聞かず、
すべりやすいビニールのサンダルを、突っかけて出かけたじー。
案の定、つるっといっちゃって、こけた拍子に右手の中指を強打した。

指は腫れた。異様なまでに。
病院へ行かなくちゃ、と言うも、こんなもんは大丈夫だと、じーは拒否。
もとより頑固なひとなので、とりあえず静観することに。

数日後。腫れたところが、素人目に見ても、化膿している。
病院へ行こう!と誘うも、そのうちに治ると、じーは言う。
腕を引っぱって連れて行こうとしたら、かまうな、と手を振り払われた。(怒)

困り果てた、ばーと草子は、孫ちゃんにじーの説得をお願い。
おたま「おじいちゃん、一生のお願い。病院で診てもらって」
ハル 「指が腐って、なくなっちゃたら大変でしょ」
じー、孫の言うことなら素直に聞き、ようやく近くの医院へ。



「うちでは無理、即、ここへ行ってください!」と紹介状を持たされて専門病院へ。
その場で入院、緊急手術となる。
患部を切開して、傷んだ骨を削り、膿を出して内部を洗ってもらう処置。
一度じゃだめで、日を置いて二度やらないといけない。
その間の抗生物質の点滴は通院でもよかったのだけれど、
一日二度も遠い病院へ通うのは無理なので、ひと月近く入院してもらった。


おたま&ハルにお礼を言う。
ふたりが言ってくれたから、頑固なじーも指を切断しないで済んだよ。
ありがとうね。
そしたら、おたまがニヤリと笑って言った。
「そーら、みたことか」


     :


その後、じーは無事に退院となり、現在、自宅でリハビリをしています。
(自分で意識的に指を動かしたり、モミモミする程度)
どうして病院へ行くのがいやだったのかを、じーに聞いたら、
「気合で治ると思っていた」(←周囲脱力)


備忘録。あるいは、ご報告でした。


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by green-field-souko | 2015-05-05 10:03 | ふりかえる家族史 | Trackback | Comments(12)