ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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裏目

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by green-field-souko | 2015-11-24 18:21 | 日々の照り降り

青菜の和風ナムル




畑の葉っぱ、なんでも、あるものを湯がく。
今日のは菊菜、かぶ葉、わさび菜、漬け菜など適当。
一種類よりも数種類あると、味が複雑になるので好き。

冷水にとり、水気をギュッと絞って刻む。
だし醤油すこし、ごま油をたらし、卵黄をからめる。
簡単。
白いごはんに合うと思います。
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青菜がたくさんある時季は、
つい、まとめて茹でおきしてしまうのだけれど、
やっぱり、茹でたては断然おいしいね。



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by green-field-souko | 2015-11-16 09:11 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(18)



手仕事を始めて一時間もすると、
「そろそろ、お茶にしねか?」とすぐに言い出す、じー。
齢をとるということは、
体力気力が萎えることでもあり、根気が続かないのだ。

見ざるを得ないじーの老い。
その老いっぷりが想像を超えていてか、暗い顔のばー。
山ほど積まれた藁。
思うように進まない作業。
注連飾りの納品締切。

なんだか呆然としてしまったが、
「草子さんはもっと、まぁこんなもんだろ、
という考え方をしたほうがいい」と言ってくれた
ブロ友さんの言葉を思い出せて、よかった。
ほんとに、ほんとに、そのとおり。
ありがとう。

注連飾りづくりは、まだ始まったばかりだしね。
書くぞ。笑



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by green-field-souko | 2015-11-15 23:51 | 畑でわたしは考える | Trackback

おから稲荷



あるとき、なんとなく思いついて
つくってみた料理。(というほでもないけどw)


おからのお惣菜を
甘辛く煮たおあげに詰めるだけなのに、
これが、妙に、おいしい。
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おからはたまに炊く。
そして、長ねぎと生姜さえ入れば、
あとの具は、どうでもいいと思っている。

ごはんのおかずにも。
おつまみにも。



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by green-field-souko | 2015-11-14 12:23 | そうるふうど | Trackback | Comments(10)



まだ、わたしが幼かった頃、
生活のために猟銃を扱う老人が、はす向かいに住んでいた。
その家は親戚筋でもあったので、よく遊びにも行った。

粗末な造りの古い家で、
しかし、囲炉裏(イロリ)の炉縁(ロブチ)などはつやつやと手入れがよく、
テッポウブチのじいちゃんは、炉縁に湯呑みを置いていた。
じいちゃんの煙管(キセル)の種火の扱いが、わたしには手品のようにおもしろく、
掌に種火をのせて見せてくれるよう、何度も頼んだ。
こどもの好奇心は、きりがない。
しまいには、じいちゃんも面倒くさくなり、
「ほうせばこんだー、なーの手え出せ!」
(そしたら今度はおまえの手を出しなさい)
と手をつかまれ、キャーキャー逃げまわる囲炉裏端には、
クマの毛皮が無造作に置かれていた。

敷物なのか。剥製なのか。
頭がごろんと付いていて、眼のところは空洞だったが、
乾いた鼻は黒々として、表面のシボというのか、模様が見てとれた。
四肢には太い爪。
ごわごわとかたい毛は、嗅ぐと獣のいやな臭いがした。

じいちゃんが死んで、遊びに行かなくなり、
家が建て替えられ、
あのクマはどこへいってしまったのだろう。





前ふりが長くなってしまった。





注連飾りの作り方を教わりながら、なんとなく雑談をしているなかで、
先生(73歳)がテッポウブチだということが分かった。
今この時代に、クマやイノシシを撃って生活しているわけではないが、
趣味のハンティングというよりかは、もうちょっと日常に寄っている。

「ブツ(撃つ)のは、キジだろ、ヤマドリだろ、ウサギだろ」
訊いたら、指を折って数えながら、教えてくれる。
「知ってっか? 昔の武士はなあ、四ツ足は喰わねかったんだよ」
「四ツ足は元気になりすぎっからな」
「ウシ、ブタ、ヒツジ、栄養がありすぎて、よくねえ」
「ウサギはいいんだ。ウサギは二本足の分だっけな」

「最近はブッテ(撃って)ねーなあ」
「テッポウブチは、おんもしぇ(おもしろい)、おんもしぇでたまんね」
「だども、いのちを奪うってのが、ちっと難儀になったんだな」
「病気もってっからな」
「へえ、だめださ、こんげなもん(こんな自分)では」
「昔はビンビンでがった(元気がよかった)んだども、
今な、へえ、たちもしねで、へえ、ピタンピタンと腿にへばりつく」

先生はたいへん愉快そうにワッハッハッ!と笑い、
おまえもウケろ、笑え、と催促するように、わたしの背中をバンバン叩いた。

齢をとろうが、病気で弱ろうが、
しかし、テッポウブチの眼は、稲作農民のそれとは決定的に違うのだな。
おんもしぇでたまんね、と言った眼はテッポウブチだった。
このあたりの聞き取り調査に、もし、万にひとつも関われることがあったなら、
先生に話手のお願いをするのだ、わたしは♪^^


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by green-field-souko | 2015-11-13 23:49 | 畑でわたしは考える | Trackback | Comments(10)



必修の講習2日間を終える。

一日目だった昨日は、ワラをすぐったり、綯ったり、編んだりして
注連飾りになるベースをこしらえた。
二日目の今日は、幣束(ヘイソク)などの付属品をつけ、
全体をととのえ、製作者の名札を入れパッケージして完成。
いくつかこしらえた中から、一種類ひとつを、サンプルとして持ち帰り。

午後から地元の料理屋で報告会。
注連飾りなんて廃れる一方の品物かと思っていたのだが、
出荷個数も収益も、安定しておだやかに伸びていて、おどろいた。

続いて、おつかれさん会。
千円の会費でささやかに。
2日間お世話になった先生に、お酒をついでお礼を言えたのでよかった。

それから、さっさと家へ戻り、作業部屋づくり。
仏間にブルーシートを敷いてガムテープで養生をすると、
「手際がよく、きっぱりとして気持ちいいなあ」と、じーに褒められる。
ふふふ。そうでしょうとも。
民俗現場での経験が、こんなところで役に立ってしまった。

あとは、材料のワラが配達されるのを待つ。
それまでに、できるだけ本業。
駆け足で本業へ戻る。金曜夕方のDL。あっぷあっぷ。


※始まったら、画像もUPします。


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by green-field-souko | 2015-11-12 23:15 | 畑でわたしは考える | Trackback



地元JAの事業で長いこと続いている、注連飾りづくり。
つくり手が今年はがくんと減った
と聞かされたのだが、定例の講習会に行ってみたら意外と多い。

おおむね70代が中心の部会に、
30代や50代とおぼしき顔が目立つ。
いわゆる、生活のなかで「ワラで縄を綯う」なんてシーンが
とっくに消えていた世代。



この秋、このあたりに、局地的な大風が吹いた。
一夜にして、実った稲が全滅。
ひどいところでは、反収がわずか1、2俵だったとも聞く。
通常なら8俵のところを1俵。
大規模で晩生種であるコシヒカリをやっているコメ農家ほど、やられた。
売る米どころか飯米すらない。
大きな借金を背負った農家もあるのだろう。

考えてみれば、注連飾りなんて、
昔は山村などの、経済的に豊かではない農家の大事な副業だったはず。

農民ではないな。わたしは。
部会に会員申し込みを、昨日してしまったけれど、
テキトーな理由でも言ってキャンセルしてもらおう。
注連飾りは民俗の勉強になるし、じー&ばーの手伝いになるし、
お小遣いにもなるし、と気楽に思っていたが、そういうことではないな。
(じー&ばーの手伝いはするが)本気でやるのは控えよう。




講習会では、車用の注連飾りと、3連の注連飾り、2種類をつくった。
OJT的なやり方でつくり方を教わる。
先生が分かりやすく教えてくれて、うまくできて嬉しい。
注連飾りづくりは口伝だった。なるほどなあ。

こうやって、ちまちま身につけておけば、
そのうちなにかの役に立つことも、あるかもしれない。
今年は「のんびり楽しく」手伝うとする。


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by green-field-souko | 2015-11-11 23:58 | 畑でわたしは考える | Trackback

冬支度



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大根を44本、畝から抜き、土を洗い落す。
沢庵を漬けるのだ。
家族が多かった頃は200本以上も漬けていたけれど、
今は44本でも、十二分に余裕をみた本数である。

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師匠(母)のやり方は、大根4本の葉を束ね、
雨の当たらない、しかし、寒風にさらされる場所に架ける。
曾祖母はワラで一本一本を編むようにくくり、
スダレのようにして干したものだが、
それからすると、かなり手抜きというか合理的になったと思う。

それともこれは下干しであって、
いいかげん水分が抜けたらスダレ状に本干しをするのかもしれない。

大根の肌はすべすべして、撫でるのも気持ちいい。
幼い頃は家の前を流れる川で、大根を洗った。
縄をまるめたタワシで、くるくると大根をこすると、気持ちよく土が落ちた。

その当時は、今よりもっと冬が寒かったのだろうか。
山と積まれた大根の白さと、かじかんで赤くなった手が、
日が暮れてしまうまでに洗い終えなければという焦りとともに、記憶に残っている。



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天気がよく、空気がカラリとしていたので、
干していた大豆をサヤから外すこともした。

本来は、先端が二股に分かれたY字型の棒で
叩いて落とすのだが、
しまい忘れてしまったわ、と師匠。

大豆は来年の種用で、たいして量もないため、
師匠は、小鎌の柄で叩く。


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大豆がとび散るので、ハル(師匠の孫)のレジャーシートを敷く。
曾祖母はたしか、ムシロを敷いてやっていた。
落とす豆の多い時は、敷くだけではなく、ムシロを立てて周りを囲った。
何枚もあったムシロは、どこへ行っちゃったんだろ。
師匠。やっぱり、ムシロがいいですよ。


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コロコロと大豆が出てくる。
サヤの殻や土なども混じっているので、取り除かなければならない。


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プラ製の箕(ミ)、登場。ホームセンターで購入。

あおると、大豆とごみの重たさの差で、選別される。
風のチカラを利用した「風選」という方法。
大袈裟な装置も、電気も要らない。

しかし、プラ製は、すべっとして網目がないので、
大豆のころがり具合に違和感があるといえばある。
今ひとつ、こまかいごみを取り除きにくいと感じるのは、丁稚(草子)だけだろうか。

師匠。そのうち本物の箕を買いましょうよ。

と言うと、

昔ながらの箕は高いのよお。
8000円くらいもするんだからあ。

という返事。
そりゃまあ、プラ製に比べれば本物は安くはないだろうが、
使い勝手がよく、減価償却で考えれば、さほどでもなかろう。
そのうちに買うぞ。と決心した丁稚であった。


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カラになった豆の木は、簡単には捨てない。
よく燃えるので、
旧正月の行事「さいの神」をつくるときに
家々から持ち寄られるのである。



おもしろおかしくもない長文を、最後まで読んでくださった方。
たいへん、ありがとうございます。

何年もブログをやっているうちに自然と変わってきたので、
カテゴリ整理もやりたいなあ、と思ってだけはいるのですが。
 


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by green-field-souko | 2015-11-10 16:15 | 畑でわたしは考える | Trackback



畑を片づけていたら、お隣りの畑のおかあさんがやってきた。
家も近所で、よくおすそ分けなどを互いにしているひとである。

「うちのおとうが、ずきのなますが大好きでねえ」
「このあいだもらったなますを、
うんまい、うんまい、って喜んでねえ」

おとうさんは病気で、治る見込みがあまりなく、
主治医に、あと5年くらい大丈夫かを本人が尋ねたところ、
「うーーーん、どうかなあ」と返事されたそうだ。

おとうさんは土建の仕事をしながら、病気と付き合っている。
もとより悲壮感などもたないようなタイプなので、
主治医のかんばしくない返事も、みんなの笑い話にしてしまう。
このあたりの年配は、どうしてか、そういうタイプが多い。
一所懸命に生きて、あっさり死んでいく。
なんといえばよいか。
そういうものだと考えているふしがある。ように思える。


ところで、おかあさんは、料理がとても苦手。
ずきのなますをこしらえることができない。
それで、ちょうど、ずきを刈っていた師匠(母)と丁稚(草子)を見つけ、
頼みにきたのだ。

「これでよければ、あとで持ってってあげるわ」
師匠はこういう頼みごとを面倒とは、ちっとも思わないひとである。

丁稚、よさそうなところを選び、ずきを束ねる。
こぼれないよう、もいだキャベツの外葉でくるんだのは、
われながら、うまいことできたかな♪
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ほんのささいであっても、
いいことをした気になるのは、人間に、たいせつなことかもしれない。


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by green-field-souko | 2015-11-09 10:16 | 畑でわたしは考える | Trackback



自分だけでできないことがあったら、
それを認めて、あきらめることだ。

と、そのひとは言った。

できないことなんて山ほどあるのだから、
できないと言ってしまうことは大事。
それだけでラクになれるから。

と、そのひとは言った。



風邪熱があると、
へんなことばかり頭に浮かぶ。


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by green-field-souko | 2015-11-08 17:22 | 日々の照り降り | Trackback