畑の野菜たちにはもちろん
今年の天候は
梅や柿にもつらかったようで
さっぱり収穫できなかった
毎年やるように柿を吊るせば
乾く前にヘタがはずれて地面に落ちる
そもそも
樹になっている青柿のときから
熟すのを待たずに
多くが落果してしまった
画僧は昨年の干柿
かつてこんなヘンな気候の年があっただろうか
と近所のお年寄りなども口々に言う
四季がなくなった
その変化に人間も野菜もついていけない
暑すぎる夏で畑に出られないものだから
ろくな収穫ができなかった
来年もこんなことならやめてしまおうか
などとため息をついてはみるが
荒らしておいたって畑は手放さないとも言う
わずかでも土があればそこは生産の地
という価値観が刷り込まれているのかもしれない
やっぱり
わが身を自分の田畑でまかないたいのだろうしね
そうだなあ
いよいよ食糧難になってきたら
物々交換なんていうやり方もありそうだ
などと考えていたら
90歳を超えたご近所さんから里芋と銀杏をいただいたので
大きな厚焼き玉子
(おばあちゃんは手に力が入らず焼けなくなったので)の
お返しをしたけれど
そういえば
このあたりでは緩やかな物々交換システムが成立している
葱苗をもらったお礼に大根の間引きを手伝ってあげたり
さつま芋を焼いたらみんなで分けたり
もち米を粉に挽いてもらったら餡ころ餅で返すとか
ド田舎はなかなかにおもしろい
あと10年くらいは持ちそうだけれど
さて
わたしはなにが出来るかな?
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