ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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津軽あたり

9月は黄金色。
似たような穀倉地帯なのに、蒲原平野よりも、力強く見える風景。
線が太い。底のところが明るい。
津軽あたり_c0145183_855534.jpg

道端にたたずむ案山子たち。
万歳なんかして、どうにも楽しそうなのも、この地らしい。
津軽あたり_c0145183_861696.jpg

ともだち、だって。
津軽あたり_c0145183_86316.jpg

なんだか楽しくなってしまって、運転するひとに、見たか、見たでしょ、と訊く。
運転していて見なかった、という返事。
同じ時間と空間にいたって、同じものを見ないことは、いろんなところでよくある。
眼が見ていないときもあるし、頭が見ていないときもある。


そば畑。白い花が後ろへ流れていく。
津軽あたり_c0145183_865887.jpg

津軽で蕎麦に大豆の粉を混ぜるのは、昔の、かさ増しの知恵。
津軽蕎麦を勧められた、あのレセプション。
来年はちゃんと書こう。そしたら、また旅ができるかもしれない。



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Commented by veronica-t at 2010-03-26 08:39
子どものころ、当たり前にすべてが自給自足でした。
田も畑も、その季節ごとに作るものも違って、風景そのものも違って見えました。
だからか・・子どものころは遠くに行きたいなんて思ったこともなかった。
風景がガラッと変わるこの田舎で十分だったなあ・・。
ちと、出かけれるときに、いろんなところ見とけば良かったかも・・。(笑)

子どものころの田んぼは、それは忙しく、稲を育てかと思うと今度は麦・・そんなころが今は懐かしい。
麦を育てたいと、ずっと思いつづけているんだけれど、麦を刈り取りからの機械がなくて、いまだ思うだけ。
もう少し時間に余裕ができたら、いつかは子どものころ見た麦のある風景を作りたい。
草子さんの写真を見てたら、そう思っちゃった。
Commented by green-field-souko at 2010-03-26 09:33
■taeさま 麦! 母の実家で昔、自家用にすこし栽培していました。
米どころであっても、米の採れにくい山間地という事情からです。
麦畑の迷路で遊んだ思い出があります。
おやつに生麦をかじったりとかしていましたよー(笑)

麦刈りの機械は、高度経済成長期前ころの機械ですか?
郷土資料館の収蔵品に余っているの、ないですかね。
同じものが複数集まると、展示スペースに状態のよいものを残して、
他は処分する場合が多いようです。もしあったとして、そういう交渉は、
じいが上手そうだなあ(笑)

すごい、すごい。自分で栽培した麦で、特別のパンを焼く。
生きる力がわいてきそうなパンですね。
思い続けていれば、夢はいつかかなうと思うッ!^^
Commented by cocomerita at 2010-03-26 21:42
CIao 草子さん
ウォーーーきれい!
なんか絵画のようだね
この案山子たちも素敵ーー
宮崎駿監督が喜びそう
こういうところに住んでる人達の心が出るね
ほっくり ほっくり
Commented by green-field-souko at 2010-03-27 06:55
■junkoさま Ciao junkoさん。
青森の稲穂は、まっ黄っ黄ーだった。きれいだったよ。品種かなあ。
案山子はあちこちにあって、イベントみたいよ。
東北の力強い明るさって、いいわあ~^^
by green-field-souko | 2010-03-26 08:12 | 旅と隠遁 | Comments(4)