ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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丑三つ時のめざまし



もう限界なくらい、くたびれ果てていた夜。
なのに、朝までにやっとかないといけない仕事が手つかずだったので、
仮眠することにしたのだった。

ちゃんと起きられるか。
起きて仕事して、約束の時間までに間に合うか。
求められたクオリティまでいけるか。

ちょっとした、いちかばち。
こういう場合は、たいていなんとかなるのだけれど、
なんとかならない時も、なくはないのが怖ろしい。




眠ってしまったわたしは、
なんだか明るい夢のなかに居たような、
花の匂いをかいだような、

c0145183_19263177.jpg
ふあふあと気持ちよく眠っていたところを、
スマホのメール受信音に起こされる。


おかしいな。メールの着信なんて、ない。
気のせいかと思って、また、すこし眠りかけたら、
今度は耳元で声がした。
「おい!」
おいッ!!
おいッ!! 草子ッ!草子ッ! 」

聞き慣れた怒鳴り声に、わたしはガバッと跳ね起きた。



とーちゃん…だ。

眠くてグラグラする頭を抱えながら、苦笑い。
「仕事せー」
「うんと働けー」
「難儀なことほど、やったもんの勝ちだどー」
なんてことを
よく言っていた、とーちゃんが思い出された。

なので、
起こしてもらっても、
ありがとう、なんて礼は言わなかった。
うるさいクソジジイだ、と、独り言をいいながら
丑三つ時のPCに向かったのだった。


とーちゃんは、あんがい近くに居るらしい。
そうして、頼みもしないのに、ハッパをかけてくれるのだな。
は~親って死んでからもありがたいわ。




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Commented by fusk-en25 at 2018-09-19 06:48
私を溺愛していた祖母が死んだ時。
あまり悲しそうな顔をしてないねと周囲に言われました。。
実はちっとも悲しくなかった。
祖母が私の中に居座っていて(頼んでないに。笑)
あったかなぽかぽかとした気分でした。
そしてそれからの私は。ずーっと幸福。
うふふ。祖母が私の業を全部背負って行くと言う
勝手に彼女が思い込んでいただけですが。。
その約束を果たしてくれているのですね。きっと。
Commented by seechan2525 at 2018-09-19 08:39
いらっしゃいますね、父ちゃん様( ̄▽ ̄)ニヤリッ

我が家も義父はしばらく居ましたね。
何か言ってくる訳では無いのですが。
いつの間にか居なくなったのは、
仏教で言うところの『生まれ変わり』の
準備が整ったのかなあ?と思いました。
父ちゃん様、早く成仏してね(^_^;)違っ
Commented at 2018-09-19 09:25
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by germanmed at 2018-09-21 03:05
とーちゃん、グッジョブ♪
Commented by green-field-souko at 2018-09-21 09:52
■fuskさま
可愛がっている孫の業を、ぜんぶ背負ってあの世へ。
男前と言いましょうか、バッサリかっこいいおばあさまですね。

死による別れは間違いなく哀しいことなのですが、
実体がなくなっただけで、あそこやここに、
生前とあまり変わらずに存在している気がする今日この頃です。
Commented by green-field-souko at 2018-09-21 09:58
■シーちゃんさま
どうも居るみたいなのよね~w

あ、それ、分かります。
父方の祖父もしばらく生家に居たと思います。
夜になると階段を上り下りしたり、
あちこちの戸を開け閉めしたり、犬をかまっていたようです。

霊能マダムによると、とーちゃんは、ものすごい勢いで成仏中。
生まれ変わりも早いらしいわ。短気だったからねえw
Commented by green-field-souko at 2018-09-21 09:59
■2018/09/19 09:25の鍵コメさま
お気になさらずに^^
はやく直るとよいですね。
Commented by green-field-souko at 2018-09-21 10:04
■どくとるくまさま
まったくどこで見張っているのか。
とーちゃん、生きている時と変わりませんわ。
Commented by horopyonn-0624 at 2018-09-22 11:30
草子さん
わたしにも経験あります。。。

父はカメラが好きな人で、退職後は
趣味のカメラを持って、
一人ででも、自分の兄弟と旅行がてら
全国を旅して写真を撮る人でした。。。

父が残してくれたものは
その素晴らしい写真たち。。。

その血をもらったのか、私も高校時代から
父のカメラを借りて
よく写真を撮ったものです。。。
父が生きてた時は、直々にアドバイスもらえたんだけれど
今はいません。。。

でも感じたんです。。。
「よし、今」って声がしたときは
必ず、納得いくいい写真が撮れているんです^^

きっと私が写真を撮ってるときはどっか近くにいるんだろうなって(笑)
Commented by green-field-souko at 2018-09-23 03:59
■ぎんネコさま
写真という共通した対象に、
ご自身と同じく魅かれた娘を
お父様はとくべつ嬉しく思われていたのではないでしょうか。
それだけでも親孝行な娘さんだなあ、と思いました。

シャッターチャンスを、お父様が教えてくださるのですね!
やさしくて、いいなあ。
うちなんか怒鳴ってたたき起こされましたよ~(笑)

お父様の姿は見えないかもしれませんが、
カメラを構えるぎんネコさんを、
変わらぬ愛情で見守っていらっしゃるのでしょうね^^

美しい瞳の猫さん方を、楽しみにしています。
コメントありがとうございます^^
by green-field-souko | 2018-09-18 20:14 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(10)