雪の畑の野菜おこし
2008年 01月 18日
これは、長ねぎの畝(うね)です。だれかがこういう形にしたのではなく、雪が降り、風が吹き、自然とこんな姿になりました。
シャベルでそっと雪をよけると、いつもと変わらない長ねぎが出てきます。
外葉は朽ちて、外側の皮一枚が凍っていても、長ねぎは雪のなかで生きています。こんなに傷んだ長ねぎは、とてもお店に並べられたものではないでしょうが、これが、じつは、すごくおいしい。甘味が増すばかりでなく、繊維のすじっぽさがなくなり、火を通すとぽったりとした食感と濃厚な風味。
大根も健在です。甘いみずみずしさを蓄えて、土と雪に埋まっています。休んでいます。眠っています。掘りおこすの「おこす」は、眠っている子を「おこす」に通じるようで。手がかじかむのを我慢しながら、なるべく、そっと、ていねいに扱ってしまいます。
さて。この長ねぎと大根を、どう料理しようかな。しつこいですけど、つつましく暮らす工夫は、なんとまあ、おもしろいことか。
シャベルでそっと雪をよけると、いつもと変わらない長ねぎが出てきます。
外葉は朽ちて、外側の皮一枚が凍っていても、長ねぎは雪のなかで生きています。こんなに傷んだ長ねぎは、とてもお店に並べられたものではないでしょうが、これが、じつは、すごくおいしい。甘味が増すばかりでなく、繊維のすじっぽさがなくなり、火を通すとぽったりとした食感と濃厚な風味。
大根も健在です。甘いみずみずしさを蓄えて、土と雪に埋まっています。休んでいます。眠っています。掘りおこすの「おこす」は、眠っている子を「おこす」に通じるようで。手がかじかむのを我慢しながら、なるべく、そっと、ていねいに扱ってしまいます。
さて。この長ねぎと大根を、どう料理しようかな。しつこいですけど、つつましく暮らす工夫は、なんとまあ、おもしろいことか。
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RW
at 2008-01-18 22:04
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この1番上の写真もオモロイ!
真っ白なアオムシの怪物が這い出してきた光景!
草子さんはモチーフの捉え方がうまいね。
真っ白なアオムシの怪物が這い出してきた光景!
草子さんはモチーフの捉え方がうまいね。
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green-field-souko at 2008-01-18 22:33
RWさま これも目の前にあったものを撮っただけなんで・・・ 写真ってなにがいいのかわるいのか、わからないのです。なにが「いい」と評価されるものなのでしょうか?(草子)
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RW
at 2008-01-19 06:26
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撮ってみた写真から感じられる雰囲気や遊び心ではないでしょうか?
自分では意識しないうちに目の前のものを撮っただけということも、やはり文学才能がある方だから本能が自然にシャッターを押させているんでしょう。(笑)
自分では意識しないうちに目の前のものを撮っただけということも、やはり文学才能がある方だから本能が自然にシャッターを押させているんでしょう。(笑)
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green-field-souko at 2008-01-19 10:59
RWさま 写真の知識がないだけに、お答えにすこし安心しました。「素」で撮っていいんですよね?(笑)(草子)
by green-field-souko
| 2008-01-18 12:11
| 畑でわたしは考える
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Comments(4)