暗黒宇宙をロケットに乗って
2008年 02月 20日
〝時間〟ってなんなんだろう、なんて、小学生だったわたしのピチャピチャの脳みそは、ふと考えてみた。いろんな本をあさって読んでみた。算数もろくにわからないのだから、高等数学で説明された概念を理解できるわけないのに。もちろん今もまったく、わからない。
一次元、二次元、三次元、四次元なんてのをピチャピチャの脳みそに描いたら、わたしは、スタートして捻りをいつのまにかぐるんと経て戻らされるナメクジになった(そうです、あの例え話です)。つまりは、なーんにも、わからなかったのだけれど。ひとつだけミョーな話を憶えている。
もしも、自分がひとりぼっちで、星も光も音もなーんにも存在しない暗黒の宇宙を、ロケットに乗ってどこまでもまっすぐに進むと、そこに時間というものは存在しない。というのだ。相対する物質があって、はじめて時間というものが存在する。というのだ。
ちゃんと結婚して、ちゃんと子ども生んで育て、つべこべ言いながらシアワセに暮らしている主婦友だちは、「草子はお気楽だから若くていいね」と言う。
若いって馬鹿いってことかいな? お気楽ねえ、そう見えるよねえ。でもさー、苦労の種類が違うだけだよーなんて逆らった日にゃあ、多勢に無勢で負けるので、はいはい、と返事するのだけれど、そういうとき、わたしは、暗黒宇宙を進むロケットを思い浮かべる。時間と空間を日常的に共有する他者ってのは、たしかにいないからねえ。
ただ、社会と関わってはいて、ほんとうの暗黒宇宙ではないので、当然それなりに時間は経過する。字のこまかい資料を大量に読むの、なんか、しんどくなってきた気がする。眼が痛い。今日はもう仕事やめよ。
ロケットに乗せられ、さぶ~い暗黒宇宙を、わたしはどこへ行くんだろうなあ。でもまあ、ぼける齢でもないのに、昔の楽しかったことを、さっきおこったことみたいに話すようになるよりも、すこしはマシかあ。(ああ、また、相変わらず一言多い・・・)
一次元、二次元、三次元、四次元なんてのをピチャピチャの脳みそに描いたら、わたしは、スタートして捻りをいつのまにかぐるんと経て戻らされるナメクジになった(そうです、あの例え話です)。つまりは、なーんにも、わからなかったのだけれど。ひとつだけミョーな話を憶えている。
もしも、自分がひとりぼっちで、星も光も音もなーんにも存在しない暗黒の宇宙を、ロケットに乗ってどこまでもまっすぐに進むと、そこに時間というものは存在しない。というのだ。相対する物質があって、はじめて時間というものが存在する。というのだ。
ちゃんと結婚して、ちゃんと子ども生んで育て、つべこべ言いながらシアワセに暮らしている主婦友だちは、「草子はお気楽だから若くていいね」と言う。
若いって馬鹿いってことかいな? お気楽ねえ、そう見えるよねえ。でもさー、苦労の種類が違うだけだよーなんて逆らった日にゃあ、多勢に無勢で負けるので、はいはい、と返事するのだけれど、そういうとき、わたしは、暗黒宇宙を進むロケットを思い浮かべる。時間と空間を日常的に共有する他者ってのは、たしかにいないからねえ。
ただ、社会と関わってはいて、ほんとうの暗黒宇宙ではないので、当然それなりに時間は経過する。字のこまかい資料を大量に読むの、なんか、しんどくなってきた気がする。眼が痛い。今日はもう仕事やめよ。
ロケットに乗せられ、さぶ~い暗黒宇宙を、わたしはどこへ行くんだろうなあ。でもまあ、ぼける齢でもないのに、昔の楽しかったことを、さっきおこったことみたいに話すようになるよりも、すこしはマシかあ。(ああ、また、相変わらず一言多い・・・)
いやなこと・悲しいことを忘れ癒してくれる最大の薬は、やはり「時間」ですねえ・・・
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green-field-souko at 2008-02-20 21:57
そうですね。そして、みんな、それぞれの時計を持っているのだろうと思います。(草子)
by green-field-souko
| 2008-02-20 19:28
| 日々の照り降り
|
Comments(2)