ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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興奮さめやらぬおたまちゃん

 おたまちゃん(姪)の母親(妹)からメール。夜遅くまで〝マッサージする魚〟〝うちわみたいなカニ〟について、延々ペチャクチャと感想を語っていたらしい。

 〝マッサージする魚〟とは、ドクターフィッシュとも呼ばれるガラ・ルファという魚。水槽に手を入れると、ガラ・ルファが角質化した皮膚をついばみ、皮膚の代謝が促進され、健康増進に役立つと考えられ、こう呼ばれているのだとか。そのガラ・ルファが体験無料で展示されていたのだった。

 手を水に入れると、数十匹の小魚がサーッと寄ってきて、手をつつく。痛くはないが、チクッというかピッというか、かすかな違和感があって、わたしは、あまり気持ちよくなかった。一方おたまは、生きている魚にふれるのも楽しそうで、かなりはまっていた。
 「つぎのひとに場所をゆずらなくちゃいけないよ」と半分だましてひっぺがしても、また、空いたのをみはからってガラ・ルファに舞い戻るほど。
 「そういえば、どこかの温泉の足湯にガラ・ルファが、導入されているんじゃなかったかな」と、わたしが思い出して言うと、「その足湯って東京? それとも大阪? 遠いの?」なんてマジで訊く。行くつもりになっている。おたまの概念にある〝世界の果て〟は、いまのところは、行ったことのある東京くらいなのだろう。

 〝うちわみたいなカニ〟はカブトガニ。化石を眺め、水槽の生体に釘づけになっていたが、どれほど気に入っていたのやら。「朝からカブトガニの絵を、何枚も何枚も描いて、部屋中にカブトガニが散らばって気持ちわる~い~」と妹。

 きれいな熱帯魚や、おりこうさんのイルカも、観たはずなんだけどなあ。
 おたまは、ちょっと、マニアック。

 そうそう、ラッコのお食事タイム見学では、イカの切り身を与えられるラッコを観て、「草子おばちゃーん。ラッコ、リングはよく食べるけど、ゲソは残してるねー」なんて言ってた。あほなこと言いながら、大きな声でわたしの名前を呼ばないでくれ。
Commented by seechan2525 at 2008-04-04 19:49
おたまちゃん、ひと味違いますね。目のつけどころが・・・
子供って大人の期待とはまるで別の世界を見つけるのが得意みたいですね。見てて飽きないし、話しを聞いててもびっくりする事ばかりです。
水族館私も大好きなので、年間パスポート羨ましいです。
Commented by rollingwest at 2008-04-04 21:15
草子おばちゃま、おたまちゃんからエネルギーをもらってよかったね。
水族館も癒される場所だし、実に微笑ましいことです。

シーボー様のシボちゃんを見せていただきました。
こういう表現の仕方があるんだ!と感心しました。実に楽しいコーナーです。
仙台は、楽天のビックリ首位でますます盛り上がっていることでしょう。

草子さんの「ボーちゃん」コーナーもスタートを楽しみにしています。
チュンちゃんシリーズも時たま入れてね。(笑)
Commented by green-field-souko at 2008-04-05 08:09
シーさま ですね。こちらの価値観を判断基準にして付き合うと、翻弄されますね。年間パスポートは新潟市水族館としては新しい試みのようです。わたしも水族館が好きで、年3回は行きますので、こりゃあいい♪と。
Commented by green-field-souko at 2008-04-05 08:17
RWさま シボちゃん、いい味出しているでしょ?
ボーちゃん、まずは汚れを落とさないと。ベトベトしていますから(笑)
チュンちゃんは春になったら遊びほうけて、あまり来ないようですなあ。チュンもこれから大変ですよ。相手見つけて、結婚して、家建てて、出産・育児、そのあいだに毎日の糧をなんとか得ないと(笑)
by green-field-souko | 2008-04-04 14:09 | とるに足らないモノコト | Comments(4)