ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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夜の中でひとり

 ひとりであることと向き合い、じっくり噛みしめていると、ひとりでいることがニュートラルなのだと。もっと言うなら、ひとりが「正しい」のだと思えてくる。

 実際のところは、正しいかどうかわからないし、かたくなになるほどのことでもないけれど。傷口にヒリヒリと塩をすり込み、じっとうずくまっていることが、どういうわけか安心感につながるのだ。そうやって、ほんとは逃げたい現実に、それでも、わたしは眼をつぶりたくはない。ふたをして、自分をごまかして、事なかれで済ませるくらいなら、凹みきるほうがいい。

 可能性のなさに気づいているくせに、ポジティブにさえすれば、果たしてひとは、いかほど、幸せになれるものだろうか。
by green-field-souko | 2008-05-16 02:11 | 日々の照り降り | Comments(0)