ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
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お祓いマッサージ

仙台に暮らす霊感おばさん(おばさんと言ったら怒りそうだけど)に、地震を心配したら、
「わたしは、いま、新潟よ」とのケータイからの返事。用事があって帰省していたのだと言う。

「地震雲を眺めながら、高速バスに乗ったのよ」
「そしたら、あんた、一足とびでバスごと封鎖されるとこだったわよ」
なんて言ってる。やっぱり勘のいいひとは逃れるんだね。

せっかくだから、それじゃあ、ってことで、待ち合わせてカレーを食べた。
霊感おばさんの好物は、うちの母がこしらえるカレーライス、雑炊、笹団子、トウモロコシ。
ゴージャスなくせに、どうしようもないようなもんばかり、好きなんです。

食後のコーヒー淹れながら、わたしは「黒蜥蜴」の話をした。
「あらあ、わたしもこのあいだ、音楽会へ行って逢ってきたわよ。上品で美しかったわ」
逢ってきたぁ!? 美輪明宏さんにぃ!?
「そうよ。知り合いが親しくしていて、楽屋まで連れてってくれたの」…はあ、そうですか。
「そしたらね、美輪さんに言われたの。あら、あなたも観音様をお持ちね、って」
「もー、美輪さん、まぶしくて、まぶしくて、よく見られなかったわ」

あやしげなひとたちの、マニアックな会話であるなあ。
「おほほほ。草子ちゃんだって観音系よ」
いや、わたしは、そういうのは、ちょっと、どうも。わからないし。勘弁してください。

「あら、草子ちゃん、二人連れてるわね」
うひゃ! またですか? この間は若い女のひとだったっけ。
「丸顔の男と、50代くらいのやさ男よ」
イケメン?
「ううん、全然ね」って、なんか失礼じゃないか。

数珠でマッサージしてもらいました。これが、どういう具合か、すさまじく痛い。
「今日の二人はしつこいわね」なんて言ってる。
「仙台に帰るまでに、もう一回やったげるわね」ということは、まだ、なんか居るんですか?
「いいの、いいの、気にしない気にしない」・・・気になるよ。


関連があるのかないのか、部屋へ戻ったとたん、草子ちゃんはパタッと眠ってしまいましたとさ。
おまけに、きょうは、なんだか調子がいいです。
帰り道の途中、バイパスを運転していて見た、ふわふわ漂っていたの、なんだったのかなあ。虹色のオーガンジーの端切れみたいなのが、ふわふわと、3つ4つ。
Commented by yurikak5 at 2008-06-17 20:59
叔母さん、すごい!
とりあえず、元気になってよかったですね。
怪しい話ついでに、都会の人ごみに行く時は、
澄んだ水晶など身につけといた方がいいかも・・。ヨモギ
Commented by konnakanjiyakedo at 2008-06-18 00:00
不思議な話ですね。ボクも先日、来てますよって言われました。その姿を聞くと、まさに亡くなった、昔の上司でした。どうしてるんや?って言われてますよと教えられ、それから、ずっと、仕事のことなんか、報告してます。ほんと不思議な話です。
Commented by green-field-souko at 2008-06-18 05:55
■ヨモギさま あ~そうかそうか、そういうことだったんですね!
なるほど。どうりで。なんか変だとは思っていたんです。
水晶ですね。いろいろ、ほんとに、ありがとうございます。
Commented by green-field-souko at 2008-06-18 06:01
■konnakanjiyakedoさま 不思議な話はときどき、ありますよねえ。
上司の方はお仕事熱心な方だったのでしょうか。konnakanjiyakedoさんを
生前より好ましく思い、いまもなお気にかけてくれているのかも。嬉しいことですね。
by green-field-souko | 2008-06-17 11:41 | とるに足らないモノコト | Comments(4)