なー茄子
2008年 10月 02日
畑の茄子も、いよいよ、終わりに近づいています。茄子畑には、なにやら廃園の趣がただよっています。夏の盛りのころはみずみずしかった茄子も、今時季になると、皮は厚く、アクは強く、秋風に揺さぶられて傷だらけ。人生の酸いも甘いもかみわけた、おとなの茄子です。こんな茄子と合うのは、わが家的には、大根のまびき菜。
ななめ薄切りにしてアクを抜いた茄子を、多めのサラダ油で炒めます。火が通ったら、あらかじめ茹でて刻んでおいた大根菜を投入。だし醤油で好みの味にととのえます。きょうのは、たまたまあったので、畑の隅から摘んだミョウガも仲間入り。
昔から、わが家では「なー茄子」と言っていました。大根菜の「菜(な)」と「茄子」を、単純にくっつけただけの呼び名ではないかと思います。味も単純です。なんの工夫もない、いかにもなド田舎料理です。(きょうは丼物風にしてみました)
とはいえ、ほろっと苦味のあるやわらかい大根菜と、旨味を増して存在感のある秋茄子、この2つ以外には考えられない組み合わせです。たとえば、蕪菜や夏の茄子では、この味にはなりません。そうそう、日本料理では〝出会いもん〟なんて言い方があると聞きました。ド田舎の知られざる出会いもんだと、わたしは勝手に思っています。
ななめ薄切りにしてアクを抜いた茄子を、多めのサラダ油で炒めます。火が通ったら、あらかじめ茹でて刻んでおいた大根菜を投入。だし醤油で好みの味にととのえます。きょうのは、たまたまあったので、畑の隅から摘んだミョウガも仲間入り。
昔から、わが家では「なー茄子」と言っていました。大根菜の「菜(な)」と「茄子」を、単純にくっつけただけの呼び名ではないかと思います。味も単純です。なんの工夫もない、いかにもなド田舎料理です。(きょうは丼物風にしてみました)
とはいえ、ほろっと苦味のあるやわらかい大根菜と、旨味を増して存在感のある秋茄子、この2つ以外には考えられない組み合わせです。たとえば、蕪菜や夏の茄子では、この味にはなりません。そうそう、日本料理では〝出会いもん〟なんて言い方があると聞きました。ド田舎の知られざる出会いもんだと、わたしは勝手に思っています。
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シー坊
at 2008-10-02 08:55
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いーなぁ(^O^)
こういう小鉢ものでお酒飲んだら、落ち着いてじっくりできそう…
田舎の風情って、秋に似合うと思う。
ほっこりして、暖かくて、時々ひんやり…(何のこっちゃ…)
こういう小鉢ものでお酒飲んだら、落ち着いてじっくりできそう…
田舎の風情って、秋に似合うと思う。
ほっこりして、暖かくて、時々ひんやり…(何のこっちゃ…)
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green-field-souko at 2008-10-02 13:24
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rabi8a at 2008-10-03 10:25
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green-field-souko at 2008-10-04 05:57
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rabi8a at 2008-10-04 10:34
何でも「あく」と呼ばれるもののほとんどはポリフェノール類らしいんです!それを知ってからずぼらに立派なお墨付きを得て、ゴボウも堂々とあく抜きをしていません!
でも私が料理で一番好きな行程が実は「あくひき」なんです...
お鍋を覗き込んでいつまでもちまちまちまちま掬うのが大好き~♪
でも私が料理で一番好きな行程が実は「あくひき」なんです...
お鍋を覗き込んでいつまでもちまちまちまちま掬うのが大好き~♪
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green-field-souko at 2008-10-04 10:53
by green-field-souko
| 2008-10-02 06:46
| そうるふうど
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Comments(6)