ずっと生き難かった。ため息と深呼吸の備忘録。


by 草子
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

近況



くたびれて風邪。
善良なひと達からの元請け仕事。
こじらせて熱と咳。
それをこなすためのアイテムを差し出してくれるひと。
気管支炎。
約束の旅。
WILLERのターミナルがおもしろい。

吸入器、白い錠剤、シロップ。
古市から竹内街道であちこち。
葡萄畑、蜜柑畑、古墳。
羽曳野は大阪よりも奈良に暮らしが近い。

小児喘息だったころに戻ったような咳。
民俗から追っての打診。
眠くて仕方ない。
リスト検索システム項目の検討。
情報発信のライティング。
なかなか終わらせられない調査カード。
来月頭の打ち合わせ準備。

羽曳野のクリニックでもらった薬が
なくなったので、
きのうのブランチは打ち合わせがてら、
トマトスープ、ブロッコリー、ワイン。
ハイスペックSE氏のやり方は、すごくて素敵。
仕事ぶりにどきどきさせられて、
おもしろくて仕方がない。

動きすぎた。支離滅裂。おやすみなさい朝だけど。




にほんブログ村
# by green-field-souko | 2018-11-25 07:40 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(5)

赦してもらったようで



関わらせてもらった展示仕事が、夏の終わりに公開されたので、
こんな機会はもうないかもしれないから
「見てみたい」
というかーちゃんを、連れて行った。

実際のところ、展示など、どこまで解ってくれるのか知らないが、
「よい展示だねえ」
とだけ、かーちゃんは言った。

展示はもちろん、わたしだけの仕事であろうはずはなく、
あくまでもスタッフの一人でしかないのだけれど、
それでも、自分がやった部分をいちいち、かーちゃんに教えた。

「そうね、あなたらしいもの、解るわ」
かーちゃんは、言いながらそこのところを、じっと見ていた。





家に着いてから、かーちゃんは大きく息を衝きながら言った。
「大変だったけど」
「お金なくてほんとうに苦しかったけど、
ガッコー行かせてやって、よかったわ」
「思うほどお金を送れなくてあなたも苦しかっただろうけど、
でも、こんなによい仕事をさせてもらえたのだから
やっぱりよかったんだわね」

うちの経済を考えれば、
とんでもなく過ぎた進学だったわたしの学費を
かーちゃんは爪に火を灯すような内職のやりくりで、なんとかしてくれていた。
あまりにも大変なそのつらさが、恨みにも似た痛みになっていたことを
感じていなかったと言えば、嘘になる。

べつの進路もあっただろうに。
無理を通したことは長い間、わたしの重石になっていた。
とりかえしのつかないことをやってしまった、と後悔もした。
自分のわがままで母を苦しめた。
とりかえしのつかなさは、生涯の罪と呑みこんでいた。



「そんなふうに言ってもらえるなら」
わたしは上ずりながら言った。
「もうねえ、いつ死んでもいいなあ」

その展示仕事は、長岡市寺泊民俗資料館。
あとで記事にしたい気もするが、気持ち的にできないかもしれない。
みっともないこの記事も、
ファン限定に切り替えるかもしれないし、しないかもしれない。


c0145183_09222141.jpg


画像は、わたしのソウルフード、芋こ味噌ごはん。
毎年、秋になると、畑から掘り起こした里芋でこしらえる。
近づく冬を前に、ほっとするような。

とりあえず。





にほんブログ村
# by green-field-souko | 2018-10-19 10:39 | とるに足らないモノコト | Trackback

こすもす日和に



ある仕事を9月に終えてから、
うまく気持ちを
切り替えられずにいた。

それから
なにもしなかったわけではなく、
何人かのひとと会ったり
起案書をつくったりしながら、
動かそうと思えば動かせるようにした。

でも、なんだか、
あまりなにもしていない気がするのは
どうしてなのだろう。


実感が足りないのかな。
仕事をしているという。

c0145183_13291548.jpg


気がつけば、一カ月も経っちゃって。
日向ぼっこに甘えていると、
はやくしないと、
冬が来る。






にほんブログ村

More
# by green-field-souko | 2018-10-18 13:49 | 日々の照り降り | Trackback

中秋



ススキ飾って、おだんご供えて、お月見をしましょう。
かーちゃんが言うので、おたま家族と実家に集合。

c0145183_11023865.jpg


昨晩は、雲に隠れて、とうとう月は見えなかったけれど、
おたまのリクエストのお煮しめや
ハルの好きな唐揚げを囲んで、ひさびさ。

おたまは辛辣な語彙が増えていて笑えた。
ハルは言いたいことを後生大事に貯えるモジモジくん。
二人が読みたがっている本を渡せたのは、よかった。



なんの反動か、帰ってから酒を呑んでしまう。
ひとりコップにつぐ。
とーちゃんにも、ついであげる。




にほんブログ村

More
# by green-field-souko | 2018-09-25 08:35 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(8)

潜熱




暑すぎる夏が終わっても
c0145183_05223014.jpg
クールダウンできないでいる
c0145183_05223466.jpg
闇は果てしないのに
c0145183_05223981.jpg
夜の隙間は狭く
c0145183_05224349.jpg
気持ちの置きどころがわからない






にほんブログ村

More
# by green-field-souko | 2018-09-23 05:50 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(4)

丑三つ時のめざまし



もう限界なくらい、くたびれ果てていた夜。
なのに、朝までにやっとかないといけない仕事が手つかずだったので、
仮眠することにしたのだった。

ちゃんと起きられるか。
起きて仕事して、約束の時間までに間に合うか。
求められたクオリティまでいけるか。

ちょっとした、いちかばち。
こういう場合は、たいていなんとかなるのだけれど、
なんとかならない時も、なくはないのが怖ろしい。




眠ってしまったわたしは、
なんだか明るい夢のなかに居たような、
花の匂いをかいだような、

c0145183_19263177.jpg
ふあふあと気持ちよく眠っていたところを、
スマホのメール受信音に起こされる。


おかしいな。メールの着信なんて、ない。
気のせいかと思って、また、すこし眠りかけたら、
今度は耳元で声がした。
「おい!」
おいッ!!
おいッ!! 草子ッ!草子ッ! 」

聞き慣れた怒鳴り声に、わたしはガバッと跳ね起きた。



とーちゃん…だ。

眠くてグラグラする頭を抱えながら、苦笑い。
「仕事せー」
「うんと働けー」
「難儀なことほど、やったもんの勝ちだどー」
なんてことを
よく言っていた、とーちゃんが思い出された。

なので、
起こしてもらっても、
ありがとう、なんて礼は言わなかった。
うるさいクソジジイだ、と、独り言をいいながら
丑三つ時のPCに向かったのだった。


とーちゃんは、あんがい近くに居るらしい。
そうして、頼みもしないのに、ハッパをかけてくれるのだな。
は~親って死んでからもありがたいわ。




にほんブログ村
# by green-field-souko | 2018-09-18 20:14 | とるに足らないモノコト | Trackback | Comments(10)

夏野菜の揚げびたし



暑すぎるのと雨不足で、畑は壊滅的な夏だった。

朝夕がすこし涼しくなってきて、
日中の気温が30℃までは上がらなくなったので、
冬までの日数を気にしながら、
先週、秋冬野菜を、植えたり、蒔いたりした。

蒔き終えた翌日に、あたたかな雨が降るものだから、
ひどかった夏の分も
よい秋冬野菜になる前兆に思えて、
仕事の手を止め、しばらく雨を眺めた。



これは、わが家の夏の定番「夏野菜の揚げびたし」。


c0145183_07442940.jpg



畑がそんなことなので、今年は一度しかつくれなかった。
できたてを熱いまま。
のこったら冷やして。
白いごはんで、茹でたての素麺で。

毎年のように飽きるほどは食べられず、
なんとなしに、もの足りないまま、
夏が終わっていく。






にほんブログ村
# by green-field-souko | 2018-09-18 08:02 | ときどきプチ野菜料理 | Trackback | Comments(6)

白鬼茸



わたしは毒がありますよ。



言われなくても
間違いなく有毒そうな、きれいな、きのこ。
シロオニタケというらしい。


c0145183_09330246.jpg

白鬼は、
陽蔭で、
咳をする。

雨で肌寒かったので、
そんなことが
頭に浮かんだのかもしれない。

秋はいつも、ストンと
なにかが墜ちるように訪れる。

プラネタリウムの
上映時刻に間に合わず、
自分に機嫌わるくなる。






にほんブログ村
# by green-field-souko | 2018-09-17 09:38 | 日々の照り降り | Trackback | Comments(12)

カテ飯



民俗資料館がらみのことから、
カテ飯(かてめし)を実験的につくってみた備忘録。

昔むかし、農家にとっても、お米は貴重で、
自分たちが食べるときは混ぜものをして、かさましをはかっていた。

かさまし材は、その時々に採れる野菜や雑草。
生や干したものをこまかく刻み、ごはんに加えてボリュームアップする。
刻んだ大根などを茹でてから炊いたごはんに混ぜ併せるとか、
生のままいっしょに炊くとか、
かさまし法は家庭によっていろいろ。

昔の農家は忙しく貧しい。
おいしさよりも、胃袋を満たすことが、まずは大事。
燃料や調理の手間を軽減するよう、
刻んだ大根の実と葉を、わたしはじかに炊き込んだ。


c0145183_21182247.jpg

カテ飯のカテは、どういう字があてはまるのだろう。
民俗は片仮名表記が多いのでわからないが、
もしかしたら、「カテ」は「糧」ではないかと想像してみる。

カテ飯は、単純にごはんを増やすというよりも、
備蓄米を減らさないための切実な意識が背景にある。
今でこそ米は余っているけれど、品種改良や栽培技術が未熟だった昔は、
毎年、順調に収穫できる保証はない。
現金は乏しい。
飢餓に陥るのは簡単なことだった。

つくってみたカテ飯は、なかなかおいしいものだったけれど、
古いお米だって大事に食べていたころには、どうだったか。
「うんまくねー。へえ、おら、喰わんたっていいのお」
と、地元の老人は笑いながら言っていた。



カテ飯が残れば、さらに、かさまし材を加えて雑炊にした。
残った味噌汁でふやかし、囲炉裏で煮てふやし、
食べたらすぐに布団にもぐったのも、空腹をごまかす知恵だった。

c0145183_21182984.jpg

残ったカテ飯を、わたしも雑炊にしてみたが、
ひもじくなって、たまごをひとつ落としてしまった。

当時、たまごは贅沢品で、
鶏を飼っているひとなら、まちへ持って行き物々交換をしたり、
売れれば帰りに家族を喜ばせる品物に換わった。
戦後間もない70年前ころは、そんな暮らしだった。
さて、つぎに戦争が起こったら、どんなふうになるのだろう。






にほんブログ村
# by green-field-souko | 2018-07-05 04:04 | そうるふうど | Trackback | Comments(8)

雷が鳴っている


裏方とか、黒子とか、影とか、って立場がわたしらしいと思うので、
表に出すことはしないでほしいと頼んだ。




20年に一度くらいで、しつらえを新しくするなんて、
どこかの御遷座みたいなものだけど、
わたしにとって今回が
実質、最初で最後ではないかと思ったりするので、
無形の棟札みたいなものを置いてひっそりと立ち去れたら本望。





名前を出さない。結果は表のひとの手柄。

仕事が認められさえすれば、
それで、全然いいと思う。










にほんブログ村
# by green-field-souko | 2018-06-30 20:01 | 日々の照り降り